爺さんの独り言

雑木林から街中に帰ってきた爺さん

東京五輪、あの頃僕は

2013年09月14日 | 日記
 あの頃僕は20代、まだもちろん独り身。千葉は中山競馬場の近くの農家の角の二階建ての木造アパート、6畳一間に住み、東京は新橋の会社に勤めていた。冷蔵庫も洗濯機も風呂もなかったなあ。京成の最寄り駅まで歩いて20分かかった。給料が2万円ちょっと、アパートの家賃は7千円。テレビも持っていなかったが、オリンピックの始まる前にソニーの小さなテレビを買った。その小さな白黒テレビで休みの日は一日中テレビを見ていた。

 白黒テレビで見ていたので後から毎日グラフなんかを見て、選手のユニフォームの色がこんなにカラフルだったのかと驚いたものだ。新宿で明らかにオリンピックの選手と思われるカッコいい黒人のお兄さんに会った記憶があるが、紺色のジャジイーを着ていた。

 あれから、もう50年近く経ったのか。自分も“お年寄り”といわれる年になったが、自分ではそんな気はしないのだ。まだまだ若いという思いが抜けない。そう “生きてる限りは青春だ” それで良いではないか。しかし、年が経つのがこんなに早いのだから、一日一日を大切に楽しく過ごしていきたいものだ。
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