爺さんの独り言

雑木林から街中に帰ってきた爺さん

ふるさと微笑む

2014年04月12日 | 日記

 四国のふるさとに帰って来た。遠くはなれた知らない土地で最後の日々を過ごした母のお骨を抱いて。故郷の野山は新緑が始まり、微笑んでやさしく迎えてくれた。

 生まれ育った家の近くのサクラもまだ咲き残っていた。この家も今は知らない人が住んでいる。

  

 先に逝った夫と長男が待つお墓。長男が先に死んだことは母には知らせていなかった。ビックリだったかな。

 

 今でも何度も夢に見る生まれ育った家からの眺め。

 

 『こぶな釣りしかの川』は護岸がコンクリートに変わり、ちょっと風情がなくなった。

 

 ♪穏やかな春の日差しがゆれていた小さな駅ーー♪ 歌の一節を口ずさむ。

  

 サライの歌の続き ♪汽車の窓辺を流れて行く景色だけをじっと見ていた♬ 稲刈りの後、支柱を中心にわらを積み上げて作る"わらぐろ”。自分も母と二人で作ったが専業農家の人が作るようなかっこいいものにはならなかった。これでわらは腐らないで保存することが出来る。

 

 

 

 



 



 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする