那須にいた頃の愛犬

　愛犬の母はオランダの国犬キースホンド　父はスピッツ　小さい頃は母親似　歳を取るに従って外見は父親の血が強くなって来たようだ　性格はどちらに似たか　千葉に帰って来てからは那須にいた頃の野性味が薄れて来た　

　ヤンチャ坊主だったなあ　あの頃は　

　　

　　

　郵便屋さんや宅急便がくると激しく吠えていた　これならセコムもいらないと解約した　たくましい番犬だった　人も歳をとる　犬も歳をとる　少し年下の猫は先にあの世に行ってしまって寂しそうだけどまだまだ元気で頑張ってくれ

　　

　

　

布袋様とネコ

　ネコのリンタローが死んで連れ合いが盛んに部屋の模様替えをしている　何かやってる方が気が紛れていいということがあるようだ　自分は保守派　変えることはあまり好きではないが無駄な抵抗はしないで協力することにしている

　　

　この布袋様　那須では掛け軸の下に置いていた　リンタローが布袋様の団扇を取り出しては遊んでいた　戻していてもまたやる　仕方ないので団扇は隠したりしていた　こちらのマンシオンに来て適当な置き場所がなくて玄関の下駄箱の上に置いていた　リンタローも団扇を取り出して遊ぶことができなくなっていた　今となってはもっとここでも遊ばしてやればよかったと思う。

　部屋の模様替えで布袋様の置き場所が見つかった　リンタローのお骨のそば　これでどうだリンタロー　夜中にでもそっと出て来て団扇を取り出して遊んでいいよ　


　この布袋様は親父が最後まで手放さづ自分の寝床のそばに置いて大切にしていたもの　その気持ちがよくわかるような気がしている