DAI’S Bar日記・・・別府大ちゃんバー

ようこそ!空想バー 大ちゃんBarへ マスター ダイサブロウのグルメ・お酒・出来事をキマグレに書き綴ります。

味覚の秋

2010年09月01日 | グルメ

8月が終わり今日から9月

まだまだ残暑は厳しいので、秋というイメージはもう少しあとかな~。

9月は大好きな月です。
まず、食べ物がだんだん美味しくなる月。
すごしやすくなる月。
十五夜の月。
真未ちゃんの生まれた月。
そして、僕の生まれた月。


秋から冬へ・・おいしい季節です。
 
まずは松茸!
松茸は中国産から韓国産そして国産と時期がずれてきます。
当然国産が香りも良いですが高価です。
けど、旬の時期に韓国で食べるのももなかなか良いですよ~。


そして、冬のふぐ!
 
浜松では、数年前から、舞阪港であがったトラフグを「遠州天然とらふぐ」として、全国に
発信し、最近ではブランディングもうまくいって名物となってきました。美味しい冬の楽しみ
です。それも天然なので、臭みとか一切ありません。おかげで冬が大好きになりました。

さらに、大分で初めて食べたふぐに感動しました。
なぜかというと「肝」なんです。最初キモと言われて出てきたときはビックリ!怖くて箸を
つけるのをためらっていたら、「大分人は肝が無ければふぐは食わん」とまで言われ
恐る恐るポン酢にとかしてテッサを… 驚・驚!ウメ~っ!!
大分のテッサは少し厚く引きます。歯ごたえも楽しみます。それに大分はカボスです。
スダチより香りが良く酸もまろやかです。それが、肝のうまみをさらに引きだします。
そして、テッサで使ったポン酢は最後の雑炊にかけて食べます。
ヒレ酒も忘れてはいけません!ひとつはクリスピーに炙って、もうひとつは軽く炙ったヒレ
を二個入れて熱々の日本酒を注ぎふたをします。しばらくしてふたを取り火をつけアルコール
を飛ばします。これには「西の関」が良く合います。肝の刺身もなかなかの珍味です。
もちろん毒なんて一切ありません。ただ、本来肝は出してはいけません。だから、ホテルとか料理屋さんのパンフレットには写っていませんし、規制もだんだん厳しくなってきたので出す所も減ってきたらしいです。また、変な料理屋は、ふぐの肝といって他の魚の肝を出すとこもあるらしいとか…とにかく、大分でふぐ食べる時は現地の人間に聞いたほうが絶対いいです。値段も東京で食べる半額ぐらいです!

そして、冬といえば「かに」も忘れてはいけません。

さすがに大分ではとれませんが、いつもシーズンになると北陸から送ってもらいます。
甲羅のミソにお酒を注いで・・・悦楽の瞬間です。

とにかく、これから美味しい季節がやってきます。
当然、美味しい料理は価値観の同じ人と食べなくては感動しません。
浜松でもおいしいもの食べにいろんなところに行きました~。
おいしいものを「美味しい!」と共有できる人と食べれば、何倍もの感動がうまれます。

さあ!うまいもの食べにいきましょっ!!