BES大山(鳥取)

鳥取県大山周辺に関する日々の情報、お知らせなどを載せています

大山環状道路閉鎖

2007-12-04 10:47:02 | 道路情報
倉吉江府溝口線 桝水~御机 間

通称、大山環状道路が積雪のため、
12月4日午前10時20分より閉鎖となりました。

開通時期については未定です。

▼現在の博労座の様子(積雪3mm)
博労座
天気が良くなって日が当って、
雪が全部融ければ再度、開通するかも知れませんが、
この調子で行けば、このまま冬季閉鎖になる可能性大。

ブナの成長

2007-12-04 08:15:15 | 自然情報
前回、ブナの実は動物の食料源に…と、書きましたが補足。

小動物だけでなく、人間用の食料としても使うことができ、
ブナの実からは山そばとも呼ばれる上質の食用粉や、
ブナ油を搾り採ったり、純粋な灰汁抜きとして価値があります。

しかし、裏年と呼ばれる年があったりと気まぐれな性質を
もつため、主食材としてあてにするのは不向き。

戦中、戦後、高度経済成長期へと向うにあたり、
無価値とされていたブナ林も次々と伐採されていきます。
大山や白神山地に広大なブナ林が残っているのは、
極度の豪雪地帯であること、山岳の地形が特殊なため、
林道の開発が困難だったこと…などが挙げられます。

とは言っても横手道付近は伐採された木が多く、
後から植栽された針葉樹林が続き、黒い木肌が見てとれます。
そのため、大山横手道上ブナを育成する会…が現在活動されています。

ブナを伐採した跡に、建築材としてより効率のよい
杉や檜などの常緑針葉樹を植栽していったため、
人工的に植林された常緑樹の密生林などでは、
日光が地表まで十分には届かなくなっています。

針葉樹林ではその保水力も広葉樹に比べると低く、
広葉樹から針葉樹へと変えてしまった場所では、
各地で災害等が発生する率も高くなっています。

また、落葉広葉樹でもあるブナと違い、人の手を加えなければ
日光が地表に届かず、そこに存在していた動植物などが
存在できなくなり、自然のサイクルが壊れてきています。

当時は杉や檜などと同様にブナも同じスピードで成長する、
と考えられ伐採が進んでいった訳ですが、その結果は…。
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今日8時の気温は0度。天気は曇+雪。
路面が白くなってきました。今日は情報館の雪囲い作業。