AED講習

蘇生のABC
　A　Airway（気道）
　B　Breathing（呼吸）
　C　Circulation（循環）

救急蘇生法
意識があるか確認(鼓動、呼吸の有無、肩を叩いて)
助けを呼びかける(AED 、119)
あごを引き気道確保
2回人工呼吸、呼吸・意識の有無の確認

CPR(心肺蘇生法、心臓マッサージ)

30回の心臓マッサージと2回の人工呼吸が1サイクル
AEDがある場合はそちらを優先

救急車の平均到着時刻は7分

▼AED講習(救急蘇生法)


AED … Automated External Defibrillator(自動体外式除細動器)
　心臓の心室細動の際に電気ショック(電気的除細動)を与え
　心臓の働きを戻すことを試みる医療機器。

…と、言うことで歴史館で行なわれたAED講習に参加してきました。
今回は自然歴史館、観光協会、自然公園財団、指導員の先生が参加。

ちなみに、大山地区でのＡＥＤ設置施設は下記の通り。

　中の原スキー場、国際スキー場、大山自然歴史館、
　豪円山グリーンロッジ(今期から救護所、パトロール本部)

　なお、グリーンシーズンはグリーンロッジから、
　総合体育館にＡＥＤが移動されます。
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今日8時の気温は4度。9時現在変わらず。天気は曇→晴。

ブナと害虫1

木と害虫…と言えば有名なのが、松喰い虫ですが、
今回はそれではなくカシノナガキクイムシについて。

カシノナガキクイムシとは、広葉樹(一部、針葉樹も)に
被害を与える体長が5mm 程度の昆虫です。

小さい木よりも大きな木が被害を受けやすいと言われ、
日本海側を中心に、紀伊半島や九州南部で被害が発生しています。
鳥取県内でも、東部でその被害が確認されています。

この虫は体に菌類(アンブロシア)を付けて、
木に入り込み、坑道を掘って、材部に菌を繁殖させて餌とします。
ナラ類(ブナ、ミズナラ)やカシ類の直接的な
枯死の原因はこの菌とされています。

菌が樹木の中で広がると組織が壊れ、
根から水分を補給しても上部に伝わらず、枯れてしまいます。
急激なストレスにより、葉が残ったまま枯れるのが特徴で、
その景観等も問題となっています。
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今日8時の気温は3度。天気は曇。

下山・桝水トイレ閉鎖

◆トイレ閉鎖のお知らせ

桝水公衆便所
下山公衆便所（下山駐車場）

2箇所を本日から来春4月上旬まで閉鎖致します。
(雪の状況により、変更あり)

閉鎖期間中は
桝水地区は桝水フィールドステーション
大山地区は南光河原駐車場内の公衆トイレをお使い下さい。

なお、下山駐車場も同時に閉鎖致しますのでご注意下さい。
登山届けは大山情報館、大山寺駐在所、南光河原にございます。
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今日8時の気温は4度。天気は曇～小雨。
頂上積雪は10cm弱。

大山環状道路閉鎖2

主要地方道45号、倉吉江府溝口線
鳥取県倉吉市関金町野添～江府町御机（鏡ヶ成） 間

積雪のため12月5日 16時より、冬季閉鎖(全面通行止め)となりました。

付近を走行の方はご注意下さい。
なお、開通時期は来年の3月末の予定です。

問合せ先>>
　鳥取県日野総合事務所
　　県民局県民課 TEL:0859-72-2084　　
　　県土整備局維持管理課 TEL:0859-72-2046

ブナと医薬品

一般的にあまり知られていませんが、
ブナの木質部にはクレオソートと呼ばれる
殺菌力や浄化力のある成分が含まれており、
樹皮からは染料も採れます。

また、クレオソートの働きにより、害虫への抵抗力が強くなっています。

木クレオソートは人や動物の様々な病気に対する薬として
外用、内服用として利用され、ラッパのマーク
…で有名な医薬品にも使われています。

木クレオソートはブナの木から精製・蒸留。
工業用クレオソートは、石炭から抽出。

ブナではないですが、樹木からは皮膚病の薬、精油や、
シュナップス、トゥバなどのお酒も樹木から精製が可能。

酒…エタノール(酒精、エチルアルコール)が1%以上含まれた飲料
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今日8時の気温は氷点下3度。積雪0.5cm。道路一部積雪あり。
融雪道路は1時間辺り2cm以下の雪なら路面に積もらない…とか。

大山環状道路閉鎖

倉吉江府溝口線 桝水～御机 間

通称、大山環状道路が積雪のため、
12月4日午前10時20分より閉鎖となりました。

開通時期については未定です。

▼現在の博労座の様子(積雪3mm)

天気が良くなって日が当って、
雪が全部融ければ再度、開通するかも知れませんが、
この調子で行けば、このまま冬季閉鎖になる可能性大。

ブナの成長

前回、ブナの実は動物の食料源に…と、書きましたが補足。

小動物だけでなく、人間用の食料としても使うことができ、
ブナの実からは山そばとも呼ばれる上質の食用粉や、
ブナ油を搾り採ったり、純粋な灰汁抜きとして価値があります。

しかし、裏年と呼ばれる年があったりと気まぐれな性質を
もつため、主食材としてあてにするのは不向き。

戦中、戦後、高度経済成長期へと向うにあたり、
無価値とされていたブナ林も次々と伐採されていきます。
大山や白神山地に広大なブナ林が残っているのは、
極度の豪雪地帯であること、山岳の地形が特殊なため、
林道の開発が困難だったこと…などが挙げられます。

とは言っても横手道付近は伐採された木が多く、
後から植栽された針葉樹林が続き、黒い木肌が見てとれます。
そのため、大山横手道上ブナを育成する会…が現在活動されています。

ブナを伐採した跡に、建築材としてより効率のよい
杉や檜などの常緑針葉樹を植栽していったため、
人工的に植林された常緑樹の密生林などでは、
日光が地表まで十分には届かなくなっています。

針葉樹林ではその保水力も広葉樹に比べると低く、
広葉樹から針葉樹へと変えてしまった場所では、
各地で災害等が発生する率も高くなっています。

また、落葉広葉樹でもあるブナと違い、人の手を加えなければ
日光が地表に届かず、そこに存在していた動植物などが
存在できなくなり、自然のサイクルが壊れてきています。

当時は杉や檜などと同様にブナも同じスピードで成長する、
と考えられ伐採が進んでいった訳ですが、その結果は…。
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今日8時の気温は0度。天気は曇＋雪。
路面が白くなってきました。今日は情報館の雪囲い作業。

ブナの木肌

▼ゴツゴツした肌が特徴


ブナと言えば上の写真のような、まだら模様が特徴的です。
とは言っても、ブナ自身は、このようなまだら模様ではなく、
元々は灰色（白色）ですべすべした木です。

そのため、場所によっては、木肌が白っぽく、
殆どコケなどが生えていないブナもあります。

ブナは、地衣類と呼ばれる菌類が付いて
このような独特の模様ができます。

ちなみに前回、ブナ(役に立たない木)で説明しましたが補足。

水分量が多いため腐り易いと、言うことの他に、堅い、木地が白い
乾燥する過程でよじれやすい・変形しやすい、
…なども建材・加工用材に使われなかった理由。

そう言ったことも幸いして、ブナが伐採されることなく、
各地に手つかづのブナ林が残されていました。
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今日8時の気温は5度。天気は雨＋濃霧。
この時期にしては暖かめ…？

夏山登山道情報071130

▼上から6合目、1500m、1600m、頂上





4本もしくは6本爪のアイゼン必須。
ただし、木道での凍結や圧雪が無い場合は、
木道保護のためアイゼンは取り外して下さい。
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今日8時の気温は3度。10時30分現在4度。
天気は小雨→曇。

大山ネイチャーツアーデスク、大山参道ギャラリーの
二施設の今シーズンの営業が終了しました。
来年度は4月上旬からになります。
中の職員さんはそれぞれ、元のホテルの業務に戻ったり、
冬季間はスキー場の方の業務に移る…とか。

情報館前の第5駐車場(融雪工事資材置き場)の工事が終了し、
一般の車両が駐車可能になりました。(冬季間は有料)
なお、バス停側はこれまで通り、路線バス以外は進入禁止と
なっていますのでご注意下さい。