ユキエさん、こんばんは。
昨日の投稿で、ヨドバシAkibaに久しぶりに訪れたことを上げました。
あるオーディオ製品について、価格交渉を含めた下見が目的でした。
結局、お店になかったことは既に記事にしたとおりですが、仮に店先にその機器があっても、希望するような価格にはならなかったかもしれません。最近、ヨドバシカメラは条件を緩めるのが渋いのです。
最近のヨドバシカメラは、(業績が良いので)無理して売りません。
こちらの値段で納得いかなければお買い上げいただかなくても結構です、そういったつれない印象が強くなっています。
数年前からこんな感じ。合わせ技も効きずらいし、1円残し出来ない場合が出てきました。
店員さんが頑張りますけれど、本社・本部からの締め付けが強いそうです。
値引きやポイント引き上げがレジで入らないのは、新車ディーラーの端末と同じです。
一定以上の条件については本部・上部の決済が必要なのです。
そして、ポイントも増やせず、値段も下げられない、事実上交渉不可のケースも結構出てきました。
まぁ、これも時代でしょうか。
ということで、次第にヨドバシカメラでの買い物は、世間様の動向とは反対に少なくなってきました。
ヨドバシカメラでは、ポイントの使い方を失敗すると、却って損をしたりします。
ポイントにはポイントが付かないので、ポイントを使って商品価格を下げると、そのポイントのポイント分(=10%)損をしてしまうのです。
例えば、1万円の商品を購入するとき、そのままだと10%1000円のポイントが付きます。
ところが、ここで手持ちの1000ポイントを支払いに充当しますと、商品の価格は9千円に下がりますが、その金額に対してポイントが付きますから、ポイントは900円になります。1000ポイント使うと、本来は得られるべき100ポイントが少なくなります。
1000ポイントの代わりに、手持ちに交換率100%の商品券があったとして、これに現金9000円を足して1万円にして商品を購入しようとすると、10%の1000円のポイントが付きます。
すなわち、ポイントは現金や有価証券の代わりにはなりません。
だから、自分はポイントが溜まって来た時は、使うポイント分だけポイントを上げるよう交渉します。これが最近上手く行きません。
ポイント分損しないよう、そのポイントの分だけを減額して値引きするのもダメ。1円残しも渋くなりました。
ヨドバシカメラの成長は、一つにはこのポイントにポイントが付かない仕組みがあると考えています。
ヨドバシカメラの商品価格は、別の業者との競合状態にあるときは、ポイント分の割引を含めて他社とほぼ同額です。
しかし、ポイントを後日回収しようとすると、ポイントの10%は帰ってこないので、結局高いものになります。
その分はヨドバシカメラのポケットに帰っていきます。
そして、この帰ってこなかったポイントの10%が、ヨドバシカメラの成長の原資の一つであると考えています。
ずるいですね。
では、ヨドバシカメラの上手な利用方法とは。
時々とんでもなく安い価格を提示することがあります。
生産中止となった商品については気持ちが良いくらいの処分価格になったりします。
この辺は大変潔いです。損を承知で叩き売ってきます。
そして店頭処分品もかなり良い条件になるときがあります。
ポイントの10%の損を考えても全体としては安く買えますので、他の選択肢はありません。
いつ買うの?今でしょ。
こういうものに特化してヨドバシカメラの利用するのです。
だからもしカタログ落ちしそうで、欲しいものがあったらヨドバシドットコムを注意深くウォッチしている必要があります。
直ぐに売り切れてしまいますから。
勿論、条件を考えずヨドバシカメラを利用することもあります。
低価格の製品や、他店で直ぐに入手が難しいものがそれで、品揃えが良く商品の手配が確実である点を考慮しての事です。
ヨドバシドットコムの配送無料についてはあまり利点と考えていません。
比較的近傍にヨドバシカメラがあるからです。思い立てば買いにお店まで出かけることが容易に出来ます。
いずれにせよ、以前はヨドバシカメラ一択といった状況で、交渉も楽しく行えましたが、どうも今後はそのようには行きません。
勢いのあるものには勝てませんね。
では、ごきげんよう。
さようなら。