海外協力隊への応援歌

青年海外協力隊はじめJICAボランティアを心から応援しています。
2010年1月帰国、イエメン、青少年活動隊員より

共通言語

2007-02-20 | business
 他部署や他社に依頼したり相談をして一瞬で的確な答えがかえってくるとさすが相手はプロだと感心する。なかなかほしい答えがかえってこないのを目にすると、思わずかわりにきいてあげようか、と言いそうになったりする。

 違いはちょっとしたことで、おそらく共通言語を使うからだ。単純な例でいくと、輸出でコンテナの話をするとき40フィートドライコンテナや20フィートコンテナがあり、うちの場合は主に20フィートドライコンテナになる。相手と話すときに相手がたとえば40フィートコンテナをイメージして話をした場合、途中で話がおかしいぞ、と気づいてからその認識をあわせなくてはならないとそれまで話した時間が無駄になる。これはあくまで例で、ここまで初歩のことでつまづくことはないが。どれが、どこまでが相手との共通言語か、というところがおそらく経験と勘なんだろう。

 あとは運もある。担当者を探そうと知り合いに電話をしたところたまたま離席中で、かわりに電話をとった人が「それは私が担当です」ということがある。助かった、話が早い、と一気に話がすすんだりする。

 下手な鉄砲を数打っているだけかもしれない。3つに1つうまくいけばいいほうで、あたった1つで話をすすめうまくいかなかった2つはきれいさっぱり忘れていくといったところか。試行錯誤が許されるのも会社のいいところだ。