仏壇とお墓に供える切り花として、初夏からたくさん咲いてくれた花たち。
きれいな状態で飾れるのは、とうとうセンニチコウだけになってしまったが、来年も育てる予定の花の種は採取した。
花の向こうの夏野菜も、異常な暑さで例年の2倍3倍に大きく育ちながらも味は悪くなく、食べきれずに枯らしてしまう方が多いほどの豊作だった。
中玉トマト、ミニトマトは何百個食べたか。
孫たちも「これでお終いね」と、ママが呆れてストップをかけるほど食べていた。
けれど今は、切り戻ししたナスがかろうじて実をつけているだけ。
小玉スイカや枝豆やインゲンの残骸と、それ以上に蔓延っている草。
コンパニオンプランツとして隙間に植えたマリーゴールドだけは、こぼれ種から育った物ともども元気いっぱい。
夫の3回忌、それに続いたお盆、それだけにとどまらずこの半月というものとにかく忙しく、そして連日38~39度という猛暑。止めは帯状疱疹ワクチン接種2回目の発熱による3日間のダウン。
けっきょく畑仕事は何一つ出来ないままの半月だった。
あ~ぁ、もう! どこから手をつけたらいいの?
体調も戻って来てはいるけれど、ただ、ただ途方にくれる。