6月13日(金)
無情にもあっという間の梅雨の月
30度の角度だった。今宵の満月である。ひとまずウォーキングを済ませ捕らえようとテレコンを付けた500㍉をセットしベランダに出たらおやまあ外は真っ黒け。今あった満月がどこにも居ない。よくよく目をこらしてみれば巨大な雲が音もなく全天を覆い隠し始めていたのだった。ふーーむ。今日の収穫と張り切ったのだったが梅雨空は油断できないあきらめる。
狭いジャグジーで思いがけなくエスキさんから声を掛けられる。この間の名古屋同じ100バタを泳いだのだった。なかなか話す機会が見いだせずお近づきになりたいと思うもののなにやらガードが堅そうできっかけがつかめないまま過ごしていた。凄くうれしい。なんといってもガイシプールで200バタをこなすのはエスキさんしかほかにいない。50代だからタイムも早い。羨望のまなこでいつも見ていた。色々話を伺う。楽しくてもっと話を聞きたかったのだけれど問題はジャグジーの中である。体が限界に達していた。出てからしばらくのぼせる。ちゃんと仲間に加わってと念を押される。歳を取ってきているせいでもないが集団からなるたけ離れる癖がある近づこう。200バタを軽々とこなすスイマーなど周りでは見たことがない。ランランランと歌を口ずさみ帰ってきた。
今日のバタフライは腕が重かった。足の重いのはわかるけれど何でだ。泳ぎながら考えた。あーー、今朝の仕事だ。一抱えもある45Lの袋ぱんぱんに昨日刈り取った雑草を拾い集め下げてきた。重くて重くて右手にしたり左手にぶら下げたりそれがこたえていたのだった。原因がわかって安堵する。
週末でこころよく一杯のみかためにひたすら胃薬を飲んできた。一週間ぶりの酒は美味しい。
おいでん祭フォトコンの応募を済ます。仲間のツーツーさんは連れ合いの名で2名分応募しているようだ。あれは見苦しい。腕は達者だから二つ入選していることも見かけるけれど見え見えの作業である。入選稼ぎのなりふり構わずと言う作業は露見すると見苦しい。スーパーでも特売品にご家族様一人限りとあるでないか。頭数そろえてあるだけの子どもたちをずらずら引き連れたという話も聞く。似たような行為ではなかろうか恥を知りなさい。心静かにカメラマンという信念を持たねばいけない。たかがカメラマンである。写真家ではない。入ってなんぼ、外れてなんぼである。田園個展の大まかな準備をほぼ済ます。
ベランダから月を見るが今宵はダメらしい。暗雲が幾重にも重なってきている。
厨房メモ
伊万里焼き風という大ぶりのぐい飲みをダイソーで。今日その感触を味わう。いいね。もう一杯いけそうだ。BGM耳慣れた曲でタイトルを見たら ショパン練習曲第3番ホ単調作品10の3・別れの曲とある。あ、そうか。ショパンは フレデリック・ショパンというのだ。図書館の借り物。
胃の痛みはなくなった。計算したのだ。中小共済からは日額二万円。がん保険からは同じく日額1万五千円。病気をすればお金持ちになる。願えば病気にはならない。掛け金ばかり捨てている。でもいいかお守りだ。
いかに群がっているカメラマンを入れずに自然風に撮るか。普段の腕の見せ所。フットワークしかない。この舞妓さんはたばこを吸うのか笑うと歯があまりにも真っ黄い黄いで悲しかった。