加工食品全般の原産地表示義務化へ☆

おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋　齋藤真です。

１０月６日（木）の山形県酒田市は、佐渡沖で温帯低気圧に変わった台風１８号が夜の間に通過し、上空には青空も見えていますが、風が強い状態は続いています。

今日の天気は、曇り時々雨、最高気温は２２度、最低気温は１９度、降水確率は２０～４０％の予報となっています。

消費者庁と農林水産省は、レトルト食品や菓子類など加工食品全般の原材料の原産地表示義務化に動いているようです。

早ければ、来年度にも施行となりそうです。

消費者庁と農林水産省がまとめた新しい素案では、「食品に含まれる重量１位の原材料について原産地国を表示、複数の原産地国のものを混ぜ合わせている場合は、重量の多いものから上位３か国を記載する。」となっています。

漬物は、すでに平成１３年４月１日より原材料の原産地表示が義務化されています。

漬物の梨屋を含め漬物メーカーは、すでに対応済みです。

漬物が原材料の原産地表示義務化された時には、輸入原材料を使用していた大手メーカーが国産原材料にシフトしたため国産原材料が不足し、原料単価が高騰して大変苦労したのを覚えています。

今回も、このようなことがあるのか心配です。

また、こういった表示義務の変更には、機械設備への投資などにかなりのコストがかかるため、特に中小零細企業には負担が大きくなります。

それにしても、同じ食品でありながら、１５年以上も原材料の原産地表示が猶予されていたのには、合点がいきませんでした。

加工食品全般が、ようやく同じ土俵に立てるようになったということだと思います。



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