もう2017年も半年過ぎようとしています。
日が長くなってそうだ!もう6月なんだと実感・・・。
今月からはPMS合唱団では【ハイドン天地創造】の練習がスタート。
アンサンブル・ピノも合唱祭が終わって、8月のコンクールに向って頑張っています。
お花の教室、も今月は新しい花器を使います!
そんな毎日をブログ【いつもそんなかんじ】にほぼ毎日書いています。
ぜひそちらにお越し下さい!
もう2017年も半年過ぎようとしています。
日が長くなってそうだ!もう6月なんだと実感・・・。
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最近はほぼ毎日【いつもそんなかんじ】で記事を書いています。
アンサンブル・ピノの公式サイトは現在お休み状態ですが、個人のコーラス練習日記としてアップしています。
よろいければ こちら 【いつもそんなかんじ】にお越し下さい!
みなとみらいで昨日は先生の還暦お祝いコンサートでした
ピノに復帰して一ヶ月。新体制になって先生練習は月2回。主に自主練習で精度を磨く練習をしています。
自主練習ではそれぞれが自分の欠点や苦手な部分をちゃんと自覚しておかないと進歩はしません。今まで以上に自分に厳しく向き合わないとアカペラをやっている意味がなくなるといってもいいと思っています。
人数が少ない分自分の声がしっかり反映され、うっかりミスも、体調不良声もぜーんぶ 全体に影響しちゃいます。(これは、人数に関係ないですね・・・)自分の責任って事。
でもやっぱり 面白い! ちょっとの音程、ちょっとの声の響き方で 全然違う全体の音楽ができていく過程を実感できます。ちょっと声の出し方を変化させただけで綺麗な響きがつくれるって 楽しいです。
その分、体調が悪かったりで声のコントロールができなかったら・・・ご迷惑極まりないわけで・・・
風邪引かないないよう頑張ります!
昨日はお忙しい先生に来ていただいて ちょっと1時間みていただいただけで、曲の流れも響きも激変!
私も後発な分頑張ります!
シャンポール城
明日で出発からひと月経ってしまうパリ演奏旅行。
忘れてしまわないうちに演奏会翌日に個人(3名)で行ったツアーのロワールの写真をご紹介します。
ツアーはシティービジョン。英語・スペイン語?のガイドさんと日本語のガイドさんが一緒のバスツアーでした。
朝6時25分にホテルお迎えだったので、帰国される方達ともお会いする事なく出発しました。
晩秋のパリ郊外を走り、途中時間調整の休憩を入れて10時にシャンボール城に到着しました。
広大な敷地にこれぞお城といった風情。この時が今回の旅行でも一番のお天気で、白く色々な形の尖塔(実は煙突)がとても綺麗でした。レオナルドダビンチも関わっていたのではという、フランス様式とイタリア・ルネサンス様式のお城。
内部の石造りで冷たくガランとした感じは中世ヨーロッパの歴史物語を感じさせるものでした。
シュベルニー城
次に向ったのがシュヴェルニーという町にある現在も城主が住んでいるという城。
個人の持ち物という事もあり、現在の私達でもどうにか生活できそうな(とてもできませんが・・・)雰囲気でした。
現在までの家系図だそうです。紋章が面白いです。
敷地内の売店にあったヌガー。ケーキのように並んでいてとても綺麗!一つお土産に買ってきました(7.6ユーロ)。日本のヌガーより軟らかくて食べやすかったです。
この後、この町のホテルのレストランで昼食をたべました。
シュノンソー城
最後は川の上に建っている事で有名なシュノンソー城に行きました。
世界史は良く分かりませんがイギリスとの百年戦争の後、1400年代後半からロワールのアンボワーズに王様が住むようになり、一番最初に見たシャンポール城は王様の狩のための別荘。このシュノンソー城は王様の愛妾に与えた城だったそうです。
歴史はともかく川のそばの要塞を城に、その後城から川を渡るための橋を作り、愛妾を追放した王妃が橋の上に館を作った、というお城。
その全貌を見たかったのですが、庭の端まで行かなくてはならず、自由時間もなくて見れませんでした。
城の中はシャンポール城よりは生活感のある雰囲気。手入れの行き届いた台所。とフラワーデザイナーによって飾られた花で優雅な雰囲気でした。
イタリアメディチ家から嫁いだ王妃の影響が色濃い橋の上のギャラリーはとても綺麗です。
敷地の入り口からは林のような庭や農園などがありました。
16時過ぎに見学が終わりましたが、金曜の夕方は渋滞するとかでパリに着くのが1時間遅れ、着いたのは20時前でした。ツアーの帰り、タクシーで見た、金曜の夜で賑わい人のあふれる道路沿いのカフェが印象的だったのですが、その1週間後起こった事がとても残念な記憶となりました。
昨日は1月に行われる先生の還暦記念演奏会の練習でした。
合同ホール練習の3回目ですが、昨日は練習会場の600近い席が一杯に見えるほど沢山の参加でした。
こんなに沢山の合唱は初めてなのでどんなになるのか興味深々。
パートの中でテンポ感が少し違ってしまう現象がありましたが、これも少しづつ改善されていったように感じました。
男声パートさんも沢山参加されていて、とても充実した音で楽しい練習でした。
夢の中で走っているような重たい感じになってしまわないよう 私も言葉とテンポ感をもっと練習しておかないといけないんです。
次回までには後半曲を集中練習していかなくては(汗)・・・。
水曜のPMS練習はホールでの練習で、ラインベルガー・レクイエムを1曲目から歌いました。
このホールはよく使っているところですが、なぜかいつもと感じが違います。
暗いのか楽譜が見え難い? いつもの感じで他のパートの動き(音)が聴こえない(耳も悪くなった?・・・)。
楽譜から目を離し指揮を見たあとの自分パートが休符の間に今どこ?状態に・・・
私は何箇所かで次の出に遅れてしまいました。
ずっと楽譜を見ていたらそんな事もないのですが、〇眼のせいにしておきます・・・。
練習は冒頭から終曲1曲前までを歌いました。
響きのある場所で メリハリのある音の動きをどう表現するか
いつもの響きの少ない会場では聴こえている動きと言葉の違いを体感する練習でした。
観客にボワボワした音楽に聴こえないよう、より精度の高い動きを歌う練習が必要ですね。
今週は月曜にPMS練習。火曜、水曜とお花レッスンで練習の事やパリでの事など書きたいことがいっぱいあっても書けず・・・。
だんだん消化吸収されて内容が少なくなって行きそうです・・・。
今日も昼間出かけるのでとりあえず月曜分を(汗)
月曜のPMS練習はラインベルガーの1番から練習スタート。
楽譜の都合上、書かれていないクレッシェンドなどを確認しながら丁寧に前半2番までを歌いました。
ところどころで 「あっ!」となった私・・・ 次回に同じことを繰り返さないよう注意!です。
後半でも、楽譜に印刷されていないところや、無表情になりやすい部分などすでに指示されているところを再確認しながらもう一度2番から練習し、
3番。4番、5番ともにテンポ感に注意し特に5番の16分音符表現の明確さやレガート部分でのインテンポ感を練習しました。
6番も強弱の強調。7番では軽快に重くならないよう歌う注意がありました。
土曜の朝の衝撃的なニュース。
もしかしたら、遭遇していてもおかしくない、心配していた事態が起きてしまいました。
あの美しい街に起こった悲しい事件にまずは哀悼の意を表します。
3日目の朝も夜のうちに降った雨で湿った空気でスタート。
昼過ぎまで時間を有効にと散々計画を練って練って・・・ 最後は凱旋門かオペラ座見学かに悩み、オペラ座に決定!
ホテル近くのシャルルミッシェル駅から地下鉄に乗りオペラ座に向いました。
初めての地下鉄でしたが乗り換えも簡単で難なくクリアー。
オペラ座に10時に到着。そこには開門をまつ人がすでにいて、PMSのSさんも開門を待っていました。
しかし!いっこうに開門の気配は無く、窓の上から見下ろしているのは職員?
15分たっても空かず、観光客も増えてきます。
遅れるならなんか言って欲しいよね!と 皆プンプンしてきました。
何もわからず30分待ったところで断念し、次の予定だった近くのラファイエットに行く事にしました。
後で分かったのですが、この日は内部の見学は出来ない日だったとか・・・ 事前調査の薄かった事が招いたミスだったわけです。
その後はラファイエットでお土産を買い、お昼を食べました。
屋上からはオペラ座、エッフェル塔、そしてその手前にマドレーヌ寺院の屋根らしきものも見えました。
歩いてマドレーヌ寺院に向かい、オケ合わせをしました。
夕飯に用意されていたレストランのあった場所は下町風の町並みでした。
そして本番のあった4日目がスタート。
この日はオルセーにRERで行ってみようという事になり、私達の他にYさん達も合流して出発!
しかし! ここで即興ガイドだった私が着ていた電車に飛び乗ってしまい。後の4人の人は乗れずに出発!(汗)・・・
一緒に乗ったAさんとオルセー駅ホームで待ったのですが、後続の2本には乗っていなくてちょっと心配しました。
結局、分岐から合流後のオルセー駅なので、ジャベルでは次に着た電車に乗ってもオルセーでは間に2本あっただけの事でした。
チケット売り場も空いていて、ミュージアムパスを持っていた私達と持っていなかった人との違いはほとんどありませんでした。
5階からサラっと見学して計画通り2階のレストランで食事もできて大満足!
その後はYさん達とは別れてボンマルシェまで歩き、欲しかったバターが置いてあったので購入(この右のバターすごく美味しかったです!)しホテルに戻りました
衣装に着替えてマドレーヌに向かいました。
リハーサル、本番と至福の時間が過ぎていきます。
お客様も沢山着てくださり、本番での先生の指揮のオーラはだれしもが引き込まれてしまうものだったと思います。
終曲の後の祈りのような(きっと先生はしっかり祈っていらしたはず)約1分の長い沈黙。そして、暖かい拍手で演奏会は終わりました。
今朝のニュースでマドレーヌ教会が写っていたのですが、
物乞いのおばさんがいたあの柵の前に銃を持った兵士が何人も立っていて、この時の穏やかな雰囲気はありませんでした。
今回は演奏会がメインの目的!なんと言ってもマドレーヌ寺院でフォーレ・レクイエムを歌う事を成功させなくては!と頑張りました。
でも・・・ 私にとって初めてのパリ!
一度は行ってみたかった街。演奏会までの自由時間をどう活用するか これほど旅行で事前勉強をした事はありません。
中学の修学旅行並み・・・
治安と交通機関の所要時間が一番のネックになり、言葉が苦手な弱点もあいまって 希望する場所が二転三転。
ツアー会社のスケジュールがどれだけ良くできているのか実感させられました。
あれこれ悩んでいるうちに初めに参加しようとしていたディナークルーズが満席になったりと 予定の変更もいっぱいありました。
到着した時に待っていたのは、別便で向っていたグループのロンドン経由便の欠航の話。
結局ロンドン組はその日はロンドンに泊まり、翌日ユーロスターでパリに到着したのですが、それはそれは大変で貴重な経験だったとの事・・・。
オーストリア経由の私達は翌日2日午前中はパッシー墓地にあるフォーレのお墓に行きました。
シャイヨー宮のすぐ横にあるその墓地は静かな晩秋の朝のたたずまい。
大きな祠のようなお墓の並ぶ道の奥にフォーレの眠るお墓がありました。
墓地の入り口にお花屋さんがあり、菊のそれも厚物を短く仕立てた鉢が目をひきましたが、秋の墓前に供えるお花に菊がよく使われるのだそうです。(しかし、そこにお花屋さんがあったのだから買っていけば良かったと思ったのは出てきてからでした・・・フォーレさんスミマセン)
その後は、コンコルド広場、ノートルダム寺院の見学
説明を受けながら 綺麗なバラ窓などを観てまわりました。
昼食のレストランでロンドン組と合流し昼食
そして午後は14区にある大学の練習会場で2時間練習をしました。
5時前ホテルに戻り、ギリギリ日本出発前にTさんが予約してくれたディナークルーズ(マリナード・パリ)に行く事になりました。
RERに乗れば簡単なオルセー前の船着場もこの時はまだ怖くて乗れずタクシーで・・・
着いた時には船の姿が無くてRERの構内でうろうろし10分前に行くともう乗船が始まっていました。
バトーパリジャンなどと比べてもかなりこじんまりとした舟。
どのテーブルも窓に面しているのがいい感じでした。
テーブルに着くと出発前から食事が運ばれ、60ユーロと格安で時間も短いお手軽クルーズ
しっかりパリの旅気分を楽しんできました。(ここで後ろのテーブルに日本人がいるなと思っていたら!なんと同じ団のKさんご家族!途中まで全然気がつかずにいました)
心配していたクルーズ後のタクシーも目の前のオルセータクシー乗り場に停まっていた車に乗れ8時過ぎにはホテルに戻りました。
パリから帰った日曜、声がガラガラになっていました。
飛行機であまり寝ることができなかったのですが、その日は夜まで頑張って起きていました。
翌日はもう鼻水ダラダラ・・・と咳になり・・・。
風邪薬と栄養ドリンクのお世話になりました。
それでもどうにか水曜には 咳がいくらか良くなっていたのでPMSの練習に行きました。
練習は超~~久しぶりのラインベルガー・レクイエム。
後ろの曲からスタートして5番までを練習しました。
「今日は思い出し練習で次からは細かく」という事で、ガンガン歌って感覚を取り戻しました。
しかし!ガンガン歌ったのは失敗ですよね(汗)・・・声はご想像の通りに・・・
そして、昨日はそんな声で復帰したピノの初練習・・・。
喉にフタのできた状態・・・
小人数アカペラでの音程コントロールに対応できず反省する事になりました。
11月1日パリの灯に迎えられ、飛行機からもシャンパンフラッシュがみれました!
その時、ロンドン経由組は濃霧で欠航なんて事に・・・
と!
あれこれどんどん写真を整理したいところですが、今回は時差ぼけなのか風邪をひいたのか・・・
今まで時差ぼけなんて感じた事がなかったので、声がガラガラで出ないし、だるいし眠いし・・・
感動の演奏会のお話はみなさん、すばらしい文章とともに書かれているので、私はやめておきます。
パリは晩秋の景色! セーヌ川の川岸もプラタナスの葉が絨毯のように敷きつめられ映画のワンシーンのようでした。
私達の部屋からはセーヌ川と自由の女神を眺める事ができました。
初めの日はシャイヨー宮そばのパッシー墓地にフォーレのお墓参りにいきました。
落ち葉の並木をすすんだ墓地の奥まったところにフォーレのお墓はありました。
午後は14区にある大学の練習会場で練習。とても素敵なところでした。
3日午後からはマドレーヌでのオケ合わせ!
教会の響き、残響の中で歌う事の難しさと楽しさを同時に味わう練習でした。
演奏会当日4日は4時からのリハーサルという事もあり、午前中はオルセー美術館に行ったりと皆さん自由行動されました。
そして、本番!
拍間の残響が私達の声なのかと思ってしまうほどの経験。
先生の迫真のオーラに導かれて教会の響きの中に溶け込んでいく楽しさ!
緊張感と幸福感と共に、演奏はどんどん進んで行きました。
沢山集まってくださったお客様!そして、最後の長い沈黙の後の暖かい拍手。
それは、かけがえの無い記憶としてこれからの活力に繋がっていくと思います。
演奏会の後の打ち上げは日付が変わるまで行われました。