ウィーン・冬・第三の男 (Wien The Third Man)
いっぱいこ
きょうはええ天気やほん
おまえとこのはたけてっとたろか
いまなにうえとんのや
いまか いまはなんもないわ
でけんことないほん
レタスやったら
いっかいのが
たんとできるさかい
あっこわ
きしょくわる
ほうやん エンジェルやほん
なんでかしらんこのごろな
うしろまわりしたら
まえからあるいてきよるやろ
みらいちゅうやつ
でけるもんやったら
そいつのみちまげたるで
おぼこいじぶん
なんかおったほん
いどみたいなふかいあなに
ほなら ほのあな せんだくしたらええほん
けったいなくろいしるが
いっぱいでてくるほん
ほして めにみえへんもんも
セシウムとか
ほれはしらんけど
あぶないもんやほん
ほなおいかけて
つかまえてえさ
はんちゃらけが
さかしまになって
きやはるで
(江州弁の詩)