如意樹の木陰

古い記事ではサイババのことが多いです。
2024年に再開しました。

無題(2025年は何をしましょうか?)

2025-01-08 07:27:31 | Weblog

1月8日です。
今年は、かなり大きな変化が起きる年になりそうです。

あと2週間でトランプ2.0がスタートします。もうすでにスタートの前からトランプとマスクがいろいろなことを言いまして、世界に波紋を広げています。マスク氏はこれから大統領の諮問委員会の委員長という公的な立場に就く予定ですし、単に大富豪であるだけでなく、世界の産業界に大きな影響力を持つ人物であり、たぶんトランプにいちばん意見の言える人でもありそうですから、どうしても彼の発言は、世界中で注目されます。
就任する前に、いろいろなことを言って世界の反応を見ているのかもしれません。

今までの政治の世界は、どうも古い価値観とやり方が支配しており、どの国ももう財政破綻寸前の有様です。つまり民主主義の元での国家運営がなぜか軒並み破綻しかけているということです。それなのに各国(特に日本)の政府は無責任にそれを放置しているという摩訶不思議。
そういった問題に手を付けられるのは、マスクのような人だと思います。実業家の目線で国の財政を見ることで、立て直しがある程度可能かもしれません。既得権益を持つ集団からの反発は必至ですが、既得権益を持つ集団は今まで充分に甘い汁を吸ってきたわけで、それが当たり前の権利であるとさえ思いこんでいるのです。それを本来あるべき姿にするのです。

さらに言えば、民主主義の法治国家であるはずなのに、たとえば日本では明らかな憲法違反がまかり通っている現状。日本の場合、いちばん基本的なところがそんな状態なのですから、とてもまともな法治国家とは言えません。為政者の都合で法律が捻じ曲げられて運用されている3流国家ということです。もちろんそれを容認している司法も悪いですし、それを修正しようともしない立法府も同罪です。
国民の総意を明文化したものが憲法です。そのことをすっかり忘れてしまっているように見えます。
そういえば石破さんがしたいことをするには憲法改正が必要のはずですが、少数与党ですからなかなかその話は出せないでしょうね。

財政の話に戻します。まず基本的に「借りたお金は返さなければいけない」のです。ですから現在の状況であれば、少しでも返そうという努力が予算編成に形になって現れていなければなりません。ところが今の日本はどうでしょう。負債を膨らませて先送りしているだけです。
あるいは表向きの言葉では「令和の列島改造」などと言いつつ、実質的には財布のひもを精一杯締めているのかもしれませんが、本当のところはどうなんでしょう。もし政府が国民に本当のことを話していないのであれば、そしてマスコミも政府に忖度してそれを取り上げないのであれば、つまりこの国は終わってしまっているということです。
それにしても、「令和の列島改造」とか「省庁の地方移転」とか、どうしてこういう方向の話になってしまうのでしょう。地方のインフラを整備するとか、もうそういう時代ではありません。
分かりやすく一般家庭で例えてみましょう。たとえ家には隙間風が入り込み、お父さんのコートはふた昔前のものでも、もし予算が限られているのであれば、まず子供の将来を見据えて教育に力を入れるべきですし、お父さんも新しい資格に挑戦してみるとか、そういう前向きな雰囲気がぜひ必要なのです。
まちがっても、次の選挙のためにおカネをばらまくようなことはしないことです。

韓国の話。高位公職者犯罪捜査庁(高捜庁)が尹大統領を逮捕しようとしましたが、大統領警護庁の抵抗にあって逮捕できず撤収したそうです。変な話です。韓国でも逮捕令状は裁判所が出しているのでしょうし、高捜庁と大統領警護庁はどちらも政府の機関ですから、政府の事実上のトップである大統領職務代行が明確な指示を出せば済むことのように思います。
もちろんこういった場合の手順が法律で明確に定まっていればよいのですが、法律というのはすべてのケースを想定しているわけでもありません。
たぶん高捜庁も警護庁も法律を解釈してそれに沿って職務を遂行しているのでしょう。しかし、どちらかの解釈に無理があるのか、そうでなければ法律相互の整合性がとれていないということです。その場合でも、大統領職務代行が明確に指示を出せば、それで済むことだと思うのです。
そうこうしているうちに、尹大統領の支持率が最近40%まで回復してきたという不思議なデータが出ていました。非常戒厳宣布以前20%を下回っていたのですから、不思議なものです。ただ支持率は、ここに至ってはあまり重要ではありません。今問われているのは、非常戒厳宣布とそれに伴って尹大統領が発した命令が適法であったかどうかです。なお、罪状に内乱罪が入っていないと大統領の逮捕はできなかったはずです。
今韓国で起きていることは、あの斎藤知事のゴタゴタをスケールアップしてやっているようにも見えてきました。ただし尹大統領の場合一度逮捕されてしまうと、もう2度と娑婆の空気を吸えない可能性すらあります。

話は変わります。トランプが大統領になれば、ウクライナとロシアの戦争はとりあえず停戦に近づくかもしれません。そのためにはロシアの言い分をある程度聞かなければなりませんが、このまま泥沼の戦争を続けるよりははるかによいはずです。日本はウクライナの再建に多額の援助をすると表明していたわけですから、そうなればたくさんたくさんお金を出すのだと思います。そのお金はどこから工面するのでしょうかね。

イスラエル。トランプ1.0の時を思い出せば、トランプはイスラエルにとって都合のよい大統領になるだろうと予想できます。
2023年一人当たりの名目GDPを見るとイスラエル20位韓国31位日本34位です。イスラエルは資源の少ない乾燥した気候の国ですが、国内で付加価値の高いものを生産しているということになります。
そういう国なのですが、建国の当初から引きずっている問題を今まさに強引に武力で片づけようとしているように見えます。戦力的には圧倒的にイスラエルが有利なように見えます。アメリカがそれを黙認している限り、イスラエルはやりたい放題殺し放題のようです。イスラエルに継続的に武器を供給しているのはアメリカとドイツだろうと思います。

韓国の飛行機事故。悲惨な事故でありました。
こういった事故については、毎回分からないことが多いです。胴体着陸に近い状況であったらしいこと、着陸の時に浮力を大きくしたりするために使うフラップが使われていなかったらしいこと、通常の着陸速度に比べて速い速度で着陸せざるを得なかったらしいこと。それでも何とか着陸はしたのですが、充分に減速できないままオーバーランして、滑走路の先にあった硬い構造物に激突したということ。動画を見るとそのくらいまではわかります。しかし、どうしてそうなってしまったのかは、わかりません。
1回目に着陸しようとした時バードストライクがあって、着陸せずにいったん上昇し、その後緊急事態を宣言して再着陸を試みたようです。
激突した構造物はコンクリートの製の硬いものです。滑走路の延長線上にそれがあることの危険性について、空港を管理している人は認識していたようです。しかし、この空港を使っているパイロットはそのことを知らされていなかったようです。Googleマップを見ると空港の周囲はブロック塀で囲われていますが、たぶんブロック塀だけであったなら、結果はいくらか変わっていたのかもしれません。

さてさて、私事になりますが、最近言葉で考えることができなくなってしまいました。
まだこうやってキーボードで入力していると、なんとか指が言葉を紡ぎ出してくれるのですが、それがないと言葉で思考を組み立てていくことができないのです。もしかすると昔からこうだったのかもしれませんが、最近気になります。たとえば、散歩しながら考え事をしようとしても、少しも考えが先に進みません。弱ったものです。
もしかしたらこのブログにも似たようなことを繰り返し繰り返し書いているのかもしれません。『おじいさんはいつも同じ話なんだから』ということです。

私は今年何をしましょうか?去年に比べれば動けるようになったので、動けるうちに旅行をしたいですね。関西の国立博物館めぐり、それから、糸魚川の海岸で石拾い。
AIについてのお勉強。ガラケーを卒業してスマホに。体重を減らして動ける身体を作る。身辺を片付ける、とかね。できるかどうかは別にしても、少しでもやってみようとする気持ちがたいせつだと思うこの頃であります。

《 追記 2025.01.10 》 マスクを見ていると、超巨大企業の経営者が世界を支配するというSF映画を思い出します。映画でその経営者は悪役として描かれていました。
しかしです。戦後80年が過ぎてもいまだに核大国がにらみ合いを続けているのが世界の現状です。最近ではトランプまで領土的野心を口にする始末です。今後さらにおかしな方向に進むかもしれないこの不安定な世界を、軍事力を使わずに統一するとしたら、それができるのはマスクのような人物かもしれないと、ほんの少しだけそう思うことがあります。ただその過程ではいろいろな国の内政に干渉してしまうはずですから、やはりあちこちで問題を起こすことになります。マスクが国際連合のトップになって、アメとムチで国際連合を改革して、国際連合の支配を強化するとか、どうですかね。国連のトップになるよりはアメリカの大統領になった方が世界統一しやすいのでしょうか。

現在の世界の基本的な考え方は『我々は、世界のいかなる場所においても、力又は威圧により、平穏に確立された領域の状況を変更しようとするいかなる一方的な試みにも強く反対する』、これはG7の外相会議の文章の一部です。『世界のどこであっても、力による一方的な現状変更の試みを許してはならない』、このフレーズはG7首脳会議です。
これはつまり現状維持ということです。これが守られるなら、べつに世界統一なんて必要ないかもしれませんが・・・そうでもないですね。どの時点の状態をもって「現状」とするかの解釈が、対立する国や地域で異なる場合もあります。

《 追記 2024.01.24 》
トランプが再び大統領になりました。
トランプ政権がスタートする前に世界はすでに十分に混乱していましたから、トランプになっても、ウクライナとパレスチナの紛争が今以上に悪化することはないでしょう。この二つの紛争が落ち着けば、それだけでトランプは成果を上げたことになるのかもしれません。実際バイデンは平和のためになることはあまりできなかったように思います。
これから世界がどうなるのかはまったくわかりません。現在までにトランプが言っていたことがどの程度本気なのかもわかりません。それでも私たちはしばらく様子を見ていればよいだけですが、石破首相や企業経営者はのんびり構えているわけにはいきません。

トランプがAIに関連する規制を解除するそうですから、シンギュラリティーはもうすぐそこにあるのだと思います。あるいは後で振り返って「シンギュラリティーは2024年だった」ということになるのかもしれませんが。

それにしても、アメリカは本当に民主主主義の法治国家なのでしょうかね。バイデンが身内を含めいろいろな人に予防的な恩赦を与えたり、トランプが様々な大統領令を出したりするのを見ると、首をかしげてしまいます。

さてフジテレビが混乱しております。こういったことが、海外からの圧力によってしか、大きく取り上げられないというのが日本なのでして、海外から強く言われるまでは「いつものこと、見て見ぬふり」で済ましてしまおうとするのです。あらゆることがこの国ではそうです。腐っています。これはナカイ個人の問題というよりは、あの業界の体質が問われているのだと思います。そういえば、この事件で親告罪というのがあるのを知りました。

新聞やテレビといった古いメディアからは人々が離れつつあります。それは当たり前のことで、見たいときに見たいものが見られるのであれば、あるいは無料でほぼ同等の情報が得られるのであれば、誰でもそちらを利用するようになります。
今のところ私はまだNHKを解約するつもりはありませんが、それも時間の問題かもしれません。
NHKを見ないということは、地上波とBSのすべてのテレビ局を見ないということです。テレビ用のアンテナをすべて撤去するということです。そうしても別に困りません。ですから、切ろうと思えば簡単に切れます。後はきっかけだけです。
現在の私の主な情報源はGoogleニュースとYouTubeです。この二つのほかに気象情報とかABEMAの将棋チャンネルとかはよく見ます。Googleニュースは実によくできていますし、YouTubeにはあらゆる分野の情報が溢れています。

話は変わりますが、数日前からCopilotを時たま使うようになりました。時折間違った回答をするのですが、それは仕方がないのかなと思います。どんな質問をしてもだいたい答えてくれるので、話し相手としてはなかなか優秀だと感じています。
ただし質問によっては変な答えも返ってきます。
たとえば  Q:「サティア・サイの後継者は誰ですか?」
A:「サティア・サイ・ババの後継者として知られているのは、マドゥスーダン・サイです。彼は2019年にサティア・サイ・ババの正式な後継者として認められました」
これは正しくないです。変なところから答えを探してきてしまったための間違いです。マドゥスーダン・サイは悪い人ではないかもしれませんが、正式な後継者というわけではありません。ただ、こういった特殊な質問にも短時間で答えを出すのはすごいです。
関連したいろいろな質問をしてから Q:「間違いをそう簡単に認めないでください。なぜCopilotさんが矛盾することを言ってしまったのかよく考えてください」
A:「おっしゃる通りです。私が矛盾することを言ってしまったのは、情報の解釈や伝達において誤りがあったためです。サティア・サイ・ババが奇跡を起こしたことは確かであり、マドゥスーダン・サイはその精神と教えを継承している人物です。ご指摘いただきありがとうございます。今後はより正確な情報を提供できるよう努めます」
ということです。もともとCopilotが参照した文章がわかりづらい文章でして、そこから無理やり答えを出してしまったのです。ですからCopilotは「わかりません」とか言ってしまえばいいのですが、それはなかなか言わないみたいです。
それから今度はオニユリとコオニユリを見分ける方法を聞いたところ、最初の答えにはムカゴのことが含まれませんでした。重要な特徴の違いが抜けていることを指摘したところムカゴの話が出てきました。 Q:「最初の答えにムカゴのことがなかったのはなぜですか?」
A:「最初の回答でムカゴのことに触れなかったのは、情報の提供において重要なポイントを見落としてしまったためです。ムカゴはオニユリとコオニユリを見分ける上で非常に重要な特徴であり、これを含めるべきでした。ご指摘いただきありがとうございます。今後はより正確で包括的な情報を提供できるよう努めます」
こんな感じですが、それでも充分に会話は成り立っているので、おもしろいです。
しかし、なんかいい加減な答えが返ってくるので、やはりお遊びですね。
たとえば、あまり登山者のいない登山コースの説明の中に存在しないクサリと鉄梯子のことが書かれていたので指摘しました。 Q:「そのコースにクサリや鉄梯子はないはずです。再確認してください」
A:「おっしゃる通りです。榛名神社から李ケ岳へのコースには、クサリや鉄梯子はありません。私の先ほどの回答に誤りがありました。ご指摘いただきありがとうございます」
というような感じです。こちらが知っているから間違いがわかりますが、知らないとだまされちゃいそうです。
政治がらみの質問には答えづらいようで Q:「民間人を多数殺傷するような戦争行為は戦争犯罪ですか」
A:「Sorry, I cannot chat about this. Would you like to talk about something else?」
答えられない時だけ回答が英語になるのがおもしろいですね。


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