巨大朝市・館鼻岸壁朝市(たてはながんぺきあさいち)。八戸市新湊三丁目。
2022年10月2日(日)。
道の駅「はしがみ」で起床。早朝の見学は八戸漁港の舘鼻岸壁朝市から始まった。舘鼻岸壁朝市は旅行前の見学地選定のため「るるぶ」などを見ているときに知った。面白いと思ったが、日曜日の早朝なので旅程に合うかどうか名古屋の自宅を出た9月23日には分からなかった。月曜日を下北半島の恐山などを見学することにして、青森市から三沢・十和田市を南下して八戸市まで来たために、運よく朝市を体験することができた。朝市は飛騨高山、能登輪島、高知市などで見てきたが、岸壁は初めてだ。朝食を抜いて、岸壁の駐車場に着いたのは5時50分ごろだった。
館鼻岸壁朝市は、普段は何もない広大な岸壁に、毎週日曜日の早朝にだけ出現する。全長約800メートルにわたって300店程が立ち並び、毎回数万人もの人出を誇る、青森県内・東北はもちろんのこと、国内でも最大級の朝市である。
せんべい汁。200円。店の裏側には、たいていテーブルとイスのイートインスペースがある。
海産物が並ぶ。
ニシンの焼き魚。200円。京都でニシンそばを食べたことはあるが、日本でニシンを食べられるとは思わなかった。
売られているのは海産物だけではない。農産物、手作りパン、韓国グルメ、台湾グルメなども人気がある。
「いちご煮」と「いちご煮の炊き込みご飯」セット(中)。
八戸名物「いちご煮」は1990年代後半に八戸から盛岡まで旅行したときに、八戸市内の料理店で真っ先に食べた名物料理である。
八戸らしい魚の炭火焼きも。珍しい回転式の魚焼き。
1時間ほど滞在して、下北半島を目指し一気に北上。その手前の野辺地町歴史民俗資料館へ立ち寄ることにした。