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80年代の名曲 バングルス「Eternal Flame 」

2023年10月02日 09時41分11秒 | 音楽

バングルス「Eternal Flame 」

バングルス(The Bangles)はアメリカの女性バンド。1980年代に数々のヒットを放った。

1981年にロサンゼルスでスザンナ・ホフス、ヴィッキー、デビーのピーターソン姉妹らが60年代ロックを指向したバンドを結成。

1984年デビュー。 デビューアルバムを聴いたプリンスがホフスを気に入り、1986年に「マニック・マンデー (Manic Monday)」を提供。1986年4月に米英で2位のヒットを記録する。1位はプリンスの「kiss」だった。

次のシングル「 Walk Like an Egyptian」が1986年12月に1位と大ヒットし、若い女性ファンを獲得して一躍スターとなった。

このころから、スザンナ・ホフスのリードボーカル曲が増えて、他のメンバーと緊張関係が生まれた。

1987年にはサイモン&ガーファンクルのカバー曲「冬の散歩道 (A Hazy Shade of Winter)」、1989年4月に米1位となった「Eternal Flame」と立て続けにヒットを飛ばす。しかしこの直後にバンドは活動を停止した。

ホフスはソロ歌手に転向。その後、三人を核に再結成される。

 

バングルズの全盛期は、もちろんベストヒットUSAでリアルタイムに聴いていた。まず、「マニック・マンデー」がヒットした。次に「ウォークライク・エジプシャン」がチャートトップになったのだが、このPVの脳天気な振り付けにうんざりさせられた。

しかし、サイモン・ガーファンクルのカバー曲「冬の散歩道 (A Hazy Shade of Winter)」は、PVも演奏もオリジナルを抜いた出来栄えで感心した。

その頃から、黒髪のボーカル・スザンナ・ホフスがこのバンド一番の魅力だなと思いだしたときに出たのが、この「Eternal Flame 」であった。

Eternal Flame 」はスザンナ・ホフス、ビリー・スタインバーグ、トム・ケリーの共作。

スザンナ・ホフスの声質はミドルなのだが、しっとり、ねっとりして感情がこもっている。一度聴いたら、忘れられない魔力を持っている。ロック・バラードの永遠に残る名曲に間違いない。頭にこびりついて、何時でも聞きたい歌なのだ。

ビリー・スタインバーグによると、ビートルズとバーズが融合した曲。まさに60年代のポップス。

バングルズがエルビス・プレスリーの墓を訪れたときに、墓前の「Eternal Flame」を見た体験、ビリー・スタインバーグが幼少のころ、カリフォルニアのシナゴーグで見た「Eternal Flame」を見た体験がもとになっている。

 

you tubeの「ウォークライク・エジプシャン」のライブを見て、この曲はあの振り付けがなければいい曲だったのだと気付いた。

 

you tubeでは解散時の三人の葛藤の裏話が聞けるのは興味深い。

プリンスがスザンナ・ホフスに「マニック・マンデー」を提供した気持ちが分かる気がする。

you tubeではスザンナ・ホフスの容姿と声を礼賛する人が多い。

同年代の女性ロックバンドでも、ツェッペリン指向のハートに対し、ビートルズ指向のバングルズという二つのタイプがあったのは面白い。

 

2008/4/8(火) 投稿を追加改変。



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