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ドイツは第二次世界大戦後、東西に分断、社会体制の異なる二つの国だったわけですが、鉄道も西ドイツのDB、東ドイツのDR二つに分割。共に戦前からの車両を引き継いだのでしょうが、(どうやって分けたんでしょうね)新造車両については違った道を歩むことになりました。これは東ドイツ国鉄(DR)のV200。ソ連(もはやなつかしい響きすらあります)製の電気式ディーゼル機関車。ソ連のデザインと言われてもイメージできないのですが、体つき、顔がやはり西側のデザインとは異質。実用一点張り、機能主義といえばそうですが、味も素っ気もないところが”味”?この機関車、ハンガリーはじめキューバあたりにも仲間がいるようでソ連・東欧圏というより広く共産圏で客貨両用機として使われたらしい。そういえば中国のディーゼルや電機もこんな顔の兄弟みたいの多いですね。さて、このディーゼル機関車、運転音が太鼓叩いてるようだとかで(一度聞いてみたいと思ってます)Taiga-Dram(タイガの太鼓Taiga-trommeln)というアダ名が知られてます。東西ドイツ統合後、新DBでは220型(class)と改称とのこと。
これはMINITRIX製。モールドはきっちり出来ていてレタリングも細かいところまですばらしいですが、台車周りの色と型がちょっと甘いかな。
これはMINITRIX製。モールドはきっちり出来ていてレタリングも細かいところまですばらしいですが、台車周りの色と型がちょっと甘いかな。
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