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むかし、といっても40年くらい前。さまざまなタイプの貨車を連ねた貨物列車が走ってました。国鉄(今では懐かしい響きです)田端駅が最寄り駅だったもので、駅へ行くには広い貨物操車場を渡る陸橋を通ります。当時、幹線から退いた9600やD-51が行ったり来たり入れ換えをしていましたね。擬人化するなら老骨に鞭打ってとか、最後のご奉公とかセンチメンタルな言葉を連ねるところでしょうが、私にはそうした感傷はないので、まあ薄汚れた蒸気機関車という記憶です。しかし鉄橋下を通る音やにおいまで思い出しますが、実働の迫力、ありましたね。入れ換え作業は茶のボディーに黄帯のDD-13に置き換わりつつあったころです。そのころの田端操車場を模型で再現するのがひとつの夢ですね。それにしても日本型蒸気機関車や貨車のNゲージ模型は何とかなりませんかね。以前に書いたイギリス製よりはややマシですが、それにしてもつくりやディテールなど”玩具”の時代を引きずってるなあ。
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