ワークショップ２日目

今日、久しぶりに　ミュージカルを観にいきました。

演目は　プロデューサーズ。これは　全然ヒット作を作れなくなったブロードウェイの　元・名プロデューサー　マックスが　「失敗作の方が稼げる」ということに気付き　気弱な会計士レオと共に　ダメ脚本、ダメ演出家、ダメ役者を揃えて最悪のミュージカルを作ったところ　それが大ヒット！！　でも　大金が入るあては外れて・・・みたいな話です。


コメディタッチで　単純に　すごく面白かったです。

特に　ナチスかぶれのダメ脚本家フランツ役の桑野信義さん、それから　ダメ演出家ロジャーとその内縁の「助手」カルメン（ゲイカップルという設定）の　藤木孝さんと岡幸二郎さん　が　とっても面白かった。岡幸二郎さんなんて、指先の動きに至るまで　いかにもオカマっていうしなやかさで　「もしかしてこれって素！？」って思っちゃうくらいハマってました。あと　ウーラ役の　彩輝なおさんが、すっごくスタイルがよくってキレイだった

こういう　華やかで　単純に笑える作品　実は結構好きです。


そして　夜、２日目の演劇ワークショップに参加してきました。

今日の課題は　昨日　宿題で出された　「号泣」というト書きのみ指定された、各自の作ったシナリオを　別の役者が芝居として読む　というもの。

実は　この課題　とっても苦労しました。夜中まで粘って、考えがまとまらなくって　もう諦めようか　とも思ったんですが　なんとか作成。
でも　それを　他人が読んで泣けるものなのか、また　自分は　他人のシナリオに　ちゃんと感情がのるのか　今までやったこともない課題だけに　すっごく不安でした。

シナリオは　自分で選ぶのではなく　先生が適当に配ったのですが、幸い　しょーこが貰ったのは　比較的　共感しやすい内容でした。よかった・・・（しょーこは　恋愛オンチなんで　失恋とかはなかなか実感がわかないんです）１５分で　原稿用紙1枚分を暗記させられたんですが、お陰で　自分でもびっくりするくらい　すんなりと内容が入ってくれました。

やってみた感触としては・・・なぜか　シナリオの世界にど～っぷり感情移入できたので　泣こうと思わなくっても自然に涙が出てきて、感情を作ろうとかじゃなくって　本当に素のまんまって感じでした。こんな体験　初めてだったので　自分でもちょっとびっくり。入りやすいシナリオもらったから　運がよかったんですね。

でも　他の人のを見てたら　みんなすっごいテンション高くって、もうちょっと　観客を意識して　アクションとかすればよかったかなぁなんて思いました。

でもまぁ　私のような　演技の未熟者は　欲張ってそんなこと意識したら　すっごくクサくなっちゃっただろうから　今の私の実力では　多少　味気なくてシロウト臭いかも　だけど　これがマックスだったと思います。
とにかく　シナリオを書くほうも　演じる方も　なんとかクリアできてよかった・・・。滅多にやらない頭脳労働は　とっても疲れました。

明日は　いよいよ　台本に入ります。ナイトクラブの歌手＆ダンサーって設定なので　ミニスカート着用・・・。覚えなきゃならないセリフもいっぱいです。

あくまで　今回は　勉強に行くってスタンスなんですが、自分のために　自分の限界＋3ｃｍ　くらいの気持ちで　頑張ってついていこうと思ってます。