少し前のブログで、「31歳独身Aちゃん」が、社長の企みで55歳位の男とお見合いをしたという話を書きました。
結局、その相手の方とは年が離れすぎていると言う事でお断りしたのですが、その後こんな事がありました。
社長はとある地元の実業家が集まるサークルに入っているのですが、そのサークルに新しいメンバーが入る事になりまして、その方がとても若いらしいという話がありました。
でね、新しく入る方の紹介文と履歴書?経歴書が会社に送られてきて、この方をサークルの会員にしていいか?みたいな照会があったんです。
社長はその経歴を見てサークルのメンバーに電話をし、経歴書以外の情報を集めたそうです。
そして、彼が独身であることを確認すると、仕事中の31歳独身Aちゃんの席までやってきて、その写真付きの経歴書を彼女に見せて言いました。
「この男はどうだ?若いし金持ちだぞ!」
地元実業家のサークル・・これって結構お金持じゃないと入れないんですよ。
なので、私も横からそーっとその経歴を見せてもらったのですが、良い大学・堅実な事業・なかなかの容姿でした。
しかしながら、Aちゃんはその経歴書を一瞥すると
「嫌です。結構です。」
とむげに断ってしまいました。
「こんな良い条件は無いんだよ!よく経歴を見なさい!」
社長は食い下がりましたが、Aちゃんは二度と経歴書を見る事はなく・・・その様子を見た社長がこうおっしゃいました。
「Aさん、案外注文が多いんだな。もう少しね自分の立場とか考えないとダメだよ。そんなに注文が多いと・・・」
注文が多いと!の所で、Aちゃんがキッっと睨んだので、社長は最後まで言わずに経歴書を慌てて片付けて社長室に帰って行きました。
私的にもあまり悪い条件じゃないように思えたので、社長が部屋に戻ってからAちゃんに
「なんでダメなの?」
って聞いたところ、
「生年月日がね、昭和44年だったんですよ。私より12歳も年上じゃないですか。ジジイですよジジイ!」
Aちゃんは興奮気味にこう言ってのけました。
前回の事があって年齢の欄を真っ先に見て断ったそうです。
まあ、前回は55歳だったからね、年齢に敏感になる気持ちは判るけれど・・・ウチの旦那は昭和43年生まれなんだよ。
昭和44年生まれがジジィって事はウチの旦那ももれなくジジィって事で・・・旦那の事をジジィになったなぁ~って思う事がしばしばあるけれど他人からハッキリ言われるとちょっと凹むなぁ~
もちろん旦那には言えないよ。
その後、社長にお茶を出しに行った所
「今回は若いから大丈夫だと思ったのに・・何が気に食わないんだ!」
と憤慨しておりました。
聞くところによると、社長の入っているそのサークルの平均年齢は六十うん歳なんだって。
そりゃぁ社長からしてみれば若いよね。
いやいや、この二人の間に入った私はどう立ち回るべきなのか・・う~ん難しい。
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ちなみに、社長は純粋な気持ちでAちゃんの結婚相手を探しています。
先日、とうとう社長の息子の嫁にって話も出てしまい・・・コレにはさすがのAちゃんも苦笑い以外何も出来ないようでしたよ。
現在Aちゃんはクリスマスの3連休を恋人と過ごすべく努力邁進中。
こちらのお話はもう少し結果が出てからブログで報告したいと思います。
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