そう、それは雨の昼下がりの事。
珍しく真面目にお仕事をしていると、机の上で電話が鳴りました。
この電話は、課長担当のお客様からだったのですが、課長が外出中だったので、代わりに話を聞くと私でも答えられるレベルのお話でした。
相手は少ししわがれた感じの渋い声でしたが、話し方はしっかりしており、
これは、タバコを吸い過ぎた５０歳位のダンディなおっさん系（柴田恭平みたいな）かな？
なんて妄想しながら、お話をさせていただいたのですが、説明が終盤になるとこのお客様が
「えっと、あなたもう一度お名前を聞いていいかな？」
と言われまして、その後
「名前はどんな漢字なの？」
と・・私がこれこれしかじかと説明すると、
「可愛い名前だね
、私がもう少し若ければお酒に誘いたいな。フフフフ（低音の笑）」と言ってきました。
実は、ドドメって声だけは若くて可愛いとよく言われる声美人です。（自分で言うのもなんだけど・・苦笑）
なのできっと２０代か３０代の前半と綺麗な女の人と間違えられてるなぁ～って思ったのですが、本当の年を言うとお客様の淡い気持ちを踏みにじってしまいそうだったので、あえて年は言わず
「いえいえ、機会があったら是非一度ご一緒したいですね。」
と、営業的に返しました。
その後も、一緒に飲みたいとか会いたいとかお話が続いたので、
「今度機会があったらご一緒しましょう。」
ということで電話を終らせました。
その後、お客様から依頼のあった書類を作成しようと、個人ファイルを出してデータを見てみたら・・・。
見てみたら・・・
生年月日の欄に「昭和４年○○月○○日生」と書いてありました。
昭和４年っ！！
おおっと！！
これって、私の実の父より年上なんですけれど・・ってか今年８４歳じゃないですか。
いやいやとんだ
５０過ぎのダンディなおじさんだったら、私も一緒にお酒を飲めそうな気もしていたけれど・・。
ちょっとコレはキツイ！！
いや違う意味でなら全然平気だし、一緒にお酒は飲めるんですよ。
でも、なんていうかなぁ～ロマンス
は生まれない感じですね。いやいや本当に驚いた。
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私とこのおじい様の年の差は３７歳。
最近年の差婚とか言って３０歳・４０歳離れた方と結婚する若い子がおりますが・・・ある意味尊敬です。
いや、すごい！！
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