今日はとある家の奥さまのお話。
この奥さまは普段から何かと節約なさっているかたで、お祝い事がないとお肉やお魚も最低限の金額の物をお買いになります。
というのも、こちらの家の旦那さんが大阪の人で、東京(関東)は物価が高いと良く言うので、普段から旦那様にしたがって節約に努めてると・・そんな感じです。
そう、それは、金曜日の夜の事。
奥さまが何気に「今日はお昼ご飯何を食べたの?」と質問したところ、
旦那様はあどけない笑顔で「会社の接待でステーキ食べちゃった。すっごく美味しかった。」と答えたそうです。
普段から節約に努めている奥さまは「ステーキ?」「接待??」と、なんだか心に引っかかるものを感じたんだとか。
翌日の土曜日から旦那様は仕事で出張。
奥さまは出掛ける用事があったので、その後夕飯の買い物に行ったのですが、何故か本人の意思に反してお肉屋さんへ。
お肉なら、セールの時に沢山買った物が冷凍庫に眠っている筈・・そう思ったものの、どうしても、身体がお肉屋さんに行ってしまったそうです。
そして、お値段は言えませんが、お高いステーキ肉をお小遣いで買って(この辺が小心者の良心の呵責)帰って来たのだとか。
週末の夜、1人で高級なお肉を焼き、ワイン片手にのんびり食事をするのはとてもとても有意義だったそうです。
たまには自分にご褒美をあげないとね!
奥さまは、そう言って次の旦那様の出張の予定をカレンダーでチェックし、来週も出張の予定がある事を知ると、
「次はマグロかウナギだな。」と呟いたそうです。
来週はマグロを食べるかウナギを食べるか、考えるとちょっとワクワクしてしまう
にほんブログ村
↑今日も応援のポチお願いします。
ブログ記事では高級肉と書きましたが、ドドメは年のせいか霜降りのお肉は油っぽくって食べられません。
なので、高いといってもほどほどのお値段です。
お肉も嬉しかったけれど、好物のもやしとトマトを1人で1パック食べれた方が嬉しかったかも。
普段は二人で分けているので・・ってなんか最後は貧乏ちぃ話になっちゃいましたね。
にほんブログ村
おとなの週末セレクト「銀座3ちょい飲み酒場」〈2012年11月号〉 | |
クリエーター情報なし | |
講談社 |