先日海外旅行に行きましたが、実はコレが今使っているパスポートの最後の旅行でした。
10年前・・輝くほど美しかった私(嘘)でも、今よりずっとずっと若かった私。
そして、その頃から使っていたパスポートがとうとう期限切れになります。
期限切れ前にパスポートの切り替えをすると、書類が簡素化出来るので、写真を撮ってパスポートセンタへGO!・・・って思ったんですけど、写真を撮ったらヒドイの。
そう・・私の顔がヒドイの。
10年前の写真は髪を結んでいて、むっちりとしたフェイスラインがハッキリ出てしまっているので、今回は髪を下げてなるナチュラルな感じに!
って思って日曜日に髪をセットして綿密にお化粧をして出掛けたんですよ。
証明写真のブースに入ってからは、口角が下がり気味になるので、歯が出ない程度に微笑んで
3・2・1 カシャッ!
って感じで気分は上々だったんですけど、出来あがった写真を見たら
髪を下げたら、いままで結ぶ事で上がっていた頬の肉がでろんって下がっていて、上品に笑った筈の口元には前回は見当たらなかったほうれい線がくっきりと浮かび上がっていました。
きゃぁぁぁ~
なんなの、この老婆はっ!!
その日はショックのあまり、その写真を鞄に入れて帰りました。もちろん写真の事は夫には内緒です。
恐ろしい恐ろし過ぎる時の流れ・・・ああああっ
何回見直しても、この老婆は私じゃない。この証明写真を新しいパスポートに付ける事はできないわっ。
10年間もこんな老婆の顔で海外に行くのは絶対嫌っ!だったので、後日仕事帰りに改めて写真を撮りに行きました。
勿論今回は髪をトップできつく結び、口元には笑顔無し!
出来あがった写真は表情が少し堅いものの、頬はたるんでないし、法令線も無し!!
でも・・仕事帰りに急いで写真を撮りにいったせいか、出来あがった写真はちょっと肌がオイリーで、フラッシュが当たったと思われる額は、ピカッ!と光り輝いておりました。
どうする私!
もう一度撮り直すか、このままパスポートセンターに行くか。
悩みに悩んだのですが、額の光はパスポートにする時に外務省の係の人が上手く手直してくれるだろうという甘い考えで、パスポートセンターに行く事にしました。
で、書類と写真を受付で出したら、係の人が
「綺麗に撮れている写真ですね。」
(当たり前よ、綺麗に取れるようにがんばったんだもの。)
「でもですね、額にフラッシュが当たったのか光ってますよね。」
(しょうがないじゃない、中年のおばちゃんは油症なんだもの!)
「パスポートにこの写真を使用した場合、この光った額の所が、さらに白く光ったようになりますけれど、よろしいですか?」
えええっ!!マジですかぁ~
その一言に無茶苦茶動揺したものの、時間ぎりぎりにセンターに飛び込んだ私。
写真を撮り直す時間など既になく・・そのまま提出する事になりました。
やれやれ・・これから10年間額から謎の光を発するおばちゃんの写真を持って海外旅行に行く事になってしまいました。
海外の入国審査で、笑われたら嫌だなぁ
やっぱり最初に撮った写真の方が良かったかな?ってもう一度写真を見なおしたけど・・・やっぱりデコ光の方が10倍マシだったので、この結論で納得する事にしました。
パスポートの写真。10年使うとなると、色々深刻ですよね。
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この額の光っている写真を、会社で隣の席に座っている31歳独身のAちゃんに見せたところ、笑い転げて
「サイババの生まれ変わりみたいに、パワーがみなぎってますね。」
と言っておりました。サイババ・・まだ生きていたような???
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