小豆島フェリーが到着するのが
福田港というところです。
かなり山の傾斜のきつい下に、
村がありますね。
まあ本土からのフェリーが
つくところですから、
フェリー乗り場には立派な建物があります。
小豆島の人口は26000人程度で、
箸や地下道など陸地と完全に
切り離されている島としては、
瀬戸内で一番大きな島です。
なので交通のかなめである
フェリーを降りたところに
駐車場がありましたので、
止めてみてみると、
レンタカー屋さんもありますし、
お土産屋さんも並んでいます。
島内の各地観光地の案内看板もありますね。
おや?一つとても気になる看板がありました。
「小豆島石の絵手紙ロード」
と書かれています。
絵手紙ですよ、
これはガイドブックにも乗っていなかった
新しい取り組みですね。
スケジュールの隙間を縫って
あとで確認しに行きましょう。
楽しみがまた一つ増えましたね。
ではまずは計画通りに
寒霞渓に向かいましょう。
山の中の道を通りどんどんと
上ってゆきます。
寒霞渓の最高峰は星ヶ城山で816.7m
これが瀬戸内で一番高い山となります。
淡路は別やね。
じゃなぜ「寒霞渓」なんでしょうか。
寒いし露が降り注ぐような谷だから、
ではありません。
この辺りは昔からもともとは
神が懸ける山や神駆と言われており
「ガンカケ」と及ばれていたそうです。
そこから明治の儒学者である
藤沢南岳が寒霞渓と名付けた
と言われています。
ふ~ん、そんな儒学者がいたんや
と思うでしょ。
でもねその人はもっと我々に
身近な命名をされている人なんです。
なんと「通天閣」というのは
この人の命名なんですね。
なんか先のとがったものの
命名が好きだったんでしょうね。
ロープウェイの山頂広場あたりまで
標高差約800mを
車で登ってゆきます。
先ほどフェリーで到着した
福田港方面も見えていたんやないかなあ。
春の樹木がわっさわっさと生えていて、
止まって撮影はしなかったです。
その山頂広場には大きな駐車場があり、
バスなんかも何台か止まっていました。
掲示されているのを見ると、
台湾からの団体さんが
来られているようです。
こんな瀬戸内の島の山の頂にも、
外国の観光客は来ているのですねえ。
駐車場の片隅に車を止めて
少し歩いてみましょう。
まずは展望台に向かってゆきます。
ここでは瓦投げをしているのが
有名ですね。
瓦の皿を投げて、岩のてっぺんに
設置されている鉄の輪を
潜り抜けるように投げるんだそうです。
こんな感じですね。
まあコントロール抜群のdoironが
投げれば、スイーパー並みの軌道を描いて、
通り抜けていくはずですが、
その時はまだ、瓦売り場も空いていない
ようでした。仕方ないので
写真をがんばってとって、
帰っていこうとすると、
色々納品されている地元のおばちゃんと、
思わず話をする機会に恵まれました。
「けさ大阪からフェリーで来てねえ。
35年以上ぶりなんです」と話をしました。
その人は「よく来られましたね」と
話してくれましたよ。
「昔はサルがいっぱいいたんやけどなあ」
と話すと
「減りましたね。この下のサルの館みたいな
コーナーにいるのですが、
それもずいぶん減っているようだ」とのこと。
そうなんやあと、旅は続きます
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