洲本市立淡路文化史料館に来ています。
車場には車が4台ほど
止まっているだけなので
混雑はしていないでしょう。
500円の入館料を払って入ってゆきます。
1階の大展示室に入ってゆくと、
最初に目に入るのが
淡路人形浄瑠璃の展示物です。
復元舞台や人形の頭を展示しています。
へ~こういう文化は
日本の各地にありますねえ。
ここでもこういう文化が
進んでいたようです。
そして歴史展示も深いですねえ。
なにせ淡路は古事記の
国生み神話が生まれたところ。
それに意外に古墳が多いのです。
洲本城には戦国時代の書状なんかも
多く残されているようです。
フムフムと言いつつ見ていくと、
「淡路の電車」という展示が
出てきました。
ん?淡路て電車と何か関係があるの?
と思いつつ見ていくと、
なんと洲本から淡路島を横断するように
過去に電車が走っていたのですね。
もういまは廃線になっているようですが
淡路電鉄という電車が昭和の40年の
ころまで走っていたそうです。
知りませんでしたねえ。
少し史料を振りかって見ますと、
淡路鉄道が設立されたのが大正3年。
そこから困難を乗り越えて、
大正14年に洲本から福良間の
全線が開通したそうです。
昭和の23年には電化も完成し、
終戦後3年で淡路に電車が
走るようになったそうです。
しかし道路整備や自動車の普及により、
昭和41年に廃線となった
といわれる電車路線です。
この痕跡は各地に残っており、
まっすぐに走る線路跡の道路や
お店の古い看板に
「駅前」なんて記載があったりするそうです。
これは新しい発見でしたね。
海運などの発達なんかにも
大きな影響を与えたんでしょうねえ。
電車の話はなかなか見ごたえのある展示でした。
この史料館には、
ほかにも淡路のだんじりの模型があったり、
貴重な植物がかかれていたり、
高田屋嘉兵衛の展示があったり
と項目はとても多くて、
知らない淡路を知る
という点ではよい道草でした。
さあでは今回は先を急ぐので
ざあ~っと眺めただけでしたが、
役に立った史料館見学でした。
さあでは次の目的地である
洲本城に向かいましょう。
この資料館のあるのが
三熊山という標高133mの
山のふもとです。
その三熊山の頂上にあるのが洲本城です。
ここに城を築いたのが秀吉の
勇将であった脇坂安治。
その城を目指して
市道三熊山線を上がってゆきましょう。
洲本の景色なんかを背後にしながら
車を走らせ、山頂の駐車場に
車をとめ、歩いて行くことにします。
ああ、車は10台くらい止まっていたかな。
昔の石垣の下を通り、
山頂まで上がってゆくと、
天守閣が見えてきました。
この天守閣は昭和の始めに
立てられた模擬天守ですが、
模擬としては最古のものだ
といわれています。
周辺見学用の天守として建てられたものですが、
ひび割れが見つかり
修復の時に閉鎖されて
今は中に入れないような状態になっています。
でもここからの景色は
洲本も眺められるし
山の方の景色もきれいで、
洲本八景の1番「大浜を大観」とされています。
なかなか淡路で下界の浜の景色を
見下ろすのもあまりなくて
珍しいですね。
それにしても、この島にもたくさんの
人が住んでいるんやなあというのも、
街の景色をみて実感しましたね。
そんな淡路の姿に触れることができて、
ここも訪ねてよかったところでした。
さあではここを出たら次は
いよいよ由良の方へと向かって行きましょう。
海岸線の道を進んでいきます。
左手に海がキラキラ輝いていますねえ。
お待ちかねの由良港は
どんなところでしょうか。
続く
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突然で誰かすぐに判りませんでしたが、doironさんと判り嬉しかったです。
ジムから自宅までの歩き散歩はいかがでしたか?
いろんな風景を楽しめていいですよね。
これからも楽しんで歩き続けてくださいね。
今はねえ、マスクとかしてるから
道で会っても余計にわかりにくいけど
濱ちゃんの走り方はすぐにわかりましたよ。
歩いてきょろきょろするのも慣れていますからね(^^)
また頑張って歩いて楽しみま~す。