地元の麻雀友達が
頸動脈が細くなって血の巡り
具合が悪くなり入院をしました。
町医者に行ったら、
これはあかんとそこから
救急車を呼ばれて、
大きな病院に運ばれたんだそうです。
家族に電話した時も呂律が
回らなくて大変だったそうだ。
まあなのでギリギリの
タイミングだったんですね。
なんとかその病院に入院したと、
奥さんが知らせてきたんで
3日後に麻雀友達とお見舞いに
行くことにしました。
というその友達も、
耳の影響で歩くのがぎこちない
ときているので、
高齢者の大冒険が繰り広げられたのです。
エスカレーターを降りて、
病室に行くのも、なんだか患者
みたいなんですが。
「車椅子借りるか?」て言っても
「いらん」と断ります。
ほなら歩行器借りるか?
と聞いても「そらいらんで」と
猛烈に反対します。
冗談が7割ほど入った会話をしながら
まあ、ここで転んでも
すぐに助けてくれるやろうけどね。
そうしてゆっくりと病室に付くと
いました、いました。
テレビを見ていますが
まだなんとなくボウ―としてます。
声をかけると、嬉しそうでした。
本人曰く、
「酒は飲めない、たばこは吸えない
めしは野菜ばっかりで一日が長い長い」
あんなにたくさんビールを飲むのに
肝機能は正常なんだそうです。
医者はやはり、原因はたばこなんだ
そうです。
それを聞いた奥さんは家中の灰皿を
捨てたんだそうですよ。
アチャーと言ってました。
お見舞いの時間は15分だけなんで
あっという間でした。
そんな見舞いから一週間後
ついに頸動脈にステントを入れ
三日ほど様子を見て退院してきはりました。
ちょっとやせた体で
散髪もし、さっぱりとした様子で
ではさっそくリハビリの麻雀です。
これから「ポンする」というのは
「ステント」と言おうかとか
リーチは「入院」と言おう、
上りは「退院」やなあなどと
馬鹿な話を繰り返しながら
ひさしぶりの楽しいひと時でした。
脳梗塞のあとリハビリ的に
マージャンを始めたdoiron
この人も、手のしびれや
ろれつを確認しながらの
マージャンになりましたね。
みんなの体を眺めながら
マージャンするのは、
高齢者的にはなかなかいいものです。
お正月には年賀麻雀大会が待っています。
そのころには、今回退院した人の
禁煙はちゃんと完成しているでしょうか。
その辺も見守りつつ
村の片隅で、ジャラジャラと
楽しんでいるdoiron達なのでありました。
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