先日絵の展示会をしている
平岡珈琲から帰る際に、
道路わきに心斎橋の名残を見ました。
道の端っこに橋台の一部がでんと置かれ、
これはなにやろうと思ってみると、
そこに「しんさいばし」と
書かれてあるではないですか。
ああ、前から心斎橋って
どこにあるんやろうな
と思っていたので、
今回歩きながら気が付いて
こっそり感動していました。
うひゃーと写真を撮り、
帰ってから調べてみると、
いろんなことがわかりましたねえ。
この橋は岡田心斎という人が
架けたのでこういう名前に
なっているとのこと。
最初は木橋だったのですが、
雨なんかですぐに流れ
大きな経費がかかっていた。
なので、明治6年に大阪で2番目に、
日本で5番目の鉄橋として
架け替えられたんだそうだ。
そんな心斎橋なのですが、
鉄橋なので耐久性がよいため、
撤去後も他の場所の橋として
あちこちで使われたんだそうです。
ネットでは、心斎橋は1908年に
心斎橋としての役割を終え、
撤去された後、境川運河の境川橋、
大和田川の新千歳橋と使用され、
そんな経験を経て鶴見緑地の
「すずかけ橋」として保存され、
今は緑地西橋という名で呼ばれている
橋になっているそうです。
う~ん、これはここまで歴史に
触れたんですから
見に行かないといけませんね。
橋の歴史を知ることは、
都市の歴史にも触れることです。
なあんていいながら、
この橋に逢いに出かけていくことにしましょう。
この鶴見緑地は花博をやった公園ですね。
少し前にはドジ旅の
ゴール地点でもありました。
そうそう青いけしの花や
食虫植物の特集でも出かけましたね。
車で簡単に行けるし、
帰りには時間があれば
アウトレットにも寄れるという
いいロケーションです。
まずは阪和道を走ってゆきます。
鶴見で高速を降りて左折し、
1キロちょっと走ると駐車場に到着です。
ここは風呂屋の駐車場です。
ここから歩いて、心斎橋、
ここでは緑地西橋と今はいわれている
橋を目指しましょう。
公園内のどこかにあるはずですから、
まず地図を探さないといけません。
入り口の並木道を抜けていきますと、
奥に池が見えてきます。
そして地面には花博の
マンホール蓋がありますね。
子どもが5歳のころにここに来ましたねえ。
doironの父も母も来ていたなあ。
昔のことを思い出します。
西橋なので左の方に進んでいきます。
そのあたりには展示館があり、
遠めに見ても地図のようなものが
ある用ですから見に行きましょう。
ありましたねえ。
公園の西の方に緑地西橋と書かれています。
そちらへと向かってゆきます。
木陰を越えて、
眺めますと見事な鉄橋がかかっています。
これが、かつて心斎橋だった橋です。
鉄橋もまだ立派ですねえ。
鉄橋としては、もう日本最古の
橋になっています。
塗装の日にちを見ると、
ちょうど花博の1年前に
塗られているようです。
最先端の花の展示会の入り口として、
堂々と心斎橋の威厳を
放っていたんですねえ。
ええものを見ました。
doironの絵手紙展と被る
とってもいい思い出になりました。
さあここまで来たんですから
緑地公園をぐるっと回ってゆきましょう。
世界各国の庭なんかが
再生されていますねえ。
ソビエトだけは、ロシアの血を引く庭ですから、
チッと眺めておきました。
最後に、この公園のシンボルである
風車にも行きましたねえ。
横の売店にも「ビール」の絵が
微笑んでいますが、車なので残念です。
そうして公園を一周し、
さあ展示会近くの心斎橋の
先祖にもあってきました。
展示会の前の出来事だったので
いい展示会にしなくちゃなあと、
気持ち新たに帰宅していく
doironだったのでした。
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