ハブ ア ナイス doi!その2

2024年。今年はどんな年になるかなあ。とりあえずしっかり遊ぼう。
日々のこと、つらつらと書きます。

高野街道 極楽橋へ地獄坂

2022-04-13 20:53:46 | ウォーキング

高野街道を何回にも分けて歩いています。

距離的には少しずつですが、
一応途切れることなく
一本道を歩いていることになります。

そしてその道も、ここにきて
ぐっと高野山に近くなりました。

全部で13本ある道標も後二本を残すのみです。
前回は学文路から高野下までを
踏破しました。
最後に川根坂を降りて、
駅までアスファルト道を歩いたのです。

なので今回はその続きということで、
逆に高野下から高野街道まで歩き、
そこから極楽橋まで歩いてゆく予定です。

前回歩いた時にブログに
コメントをいただき、
これから先にも超激坂が待ってるよ
ということだったので、
極楽橋ではなく地獄橋になるかもしれませんが、
まあぼちぼちと頑張らない程度に
頑張ろうと決心して行くことにしたのです。

家からの経路はというと、
まず鍋谷トンネルを抜けて
かつらぎ町から京奈和道で
橋本まで車で行き、
そこから高野下まで南海高野線に
乗りましょう。

そうして前回の最終地点となった駅から
高野街道まで行き
進んでいくという感じです。

では、出かけてゆきましょう。

まだこの時は桜も咲いていない、
春直前のころでした。

橋本のなじみの駐車場に
車を止めていきます。
おばあちゃんが一人で管理を
している駐車場で、
小屋でおばあちゃんを
申し訳ないが起こして、
お金を払ってゆきます。



高野線の時刻表を確認してあったので、
ギリギリですねえ。
半分はしるような感じで駅に向かい、
発射直前の電車に飛び乗る感じで
間に合いました。
空海さんのおかげですね。



電車は見慣れた景色の中をスタートし、
吉野川も越え九度山も越え、



目的地の高野下に到着です。



今日はどうなんでしょう。



駅に設けた客室に泊まっている人は



いるのかなあ。

高野街道には、ここから40分くらい
歩かないといけません。
ここはつらいところですね。
苦労する割に実りの少ない歩きです。



あまり車も通らない川沿いの
道なんですが、とても広くて
立派な道です。



今の季節はアケビの弦なんかが
よく見えますね。



また山そのものも命が動き始めたって感じで、
なんとなくざわざわしています。
季節ごとに見える景色も、
やはり楽しんで歩かないといけませんね。

学校なんかも越え、
やっと前回離れた高野街道の地点に到着です。



ここを右に曲がり、かつて高野街道の
宿場町として栄えた川根の村中を
歩いてゆきます。

ここには本陣や旅籠や茶屋があって
にぎわっていたそうです。



先に橋が見えてきましたよ。
丹生川にかかる「千石橋」です。





かつてこの橋の営繕に
7年ごとに千石が出されていたので、
こういう名です。



その橋のたもとに立っているのが、
二里の道標石です。





女人堂迄後二里ですねえ。
あと八キロかあ、
今日中に全部いけるんじゃないの
と一瞬思いましたが、
これが誤解でしたね。



ここから高野街道はすごい傾斜の
上り坂になって続いていきます。

丹生川の気持ちい景色を背景に、
もういきなりの山道です。



自転車で登るのも
こりゃむつかしいぞという急傾斜です。



脚を鋭角に曲げて登って
行かないと立ってられません。
そんな激しい登りです。



少し進んだだけで、
doironのひ弱な体が
悲鳴を上げてゆきます。

ウヒャー、こんなにいきなり
心拍数を上げてはいけないと、
精神的に自己防衛能力も
はたらき始めるのです。

こんな坂がどれだけ続くんだろう。
少し歩いただけで、
気持ちと心臓を落ち着かせてゆきます。
脳梗塞は大丈夫なのか。
なんで自分はこんなに
無理をするんだろう
という疑念まで湧いてきそうです。

続く


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