市役所でようやく藤井くんの展示をみて、
ちょっとほっとしました。
ここへ来るまでほとんど掲示等が
なかったので、なんか勘違いしてるのかなあ
って思っていたので、ようやくひと安心です。
そういう藤井くんコーナーのそばに
受付があったので、瀬戸市の
地図はあるかなあと注文したら
いいのをくれましたよ。
色々親切に応対してくれます。
そんな話の中で、藤井くんの見学に
大阪からきたんやけど、
あの観戦会の商店街はどこかも聞いたら
詳しく教えてくれました。
話を総合すると、時間もあるので
ぶらぶら歩いていけそうです。
でもう一つ情報をくれたのは、
上の階の政策関係の場所に行けば
新聞もありますよ、とのことだったので
早速行ってみることにしました。
エレベータで上がってカウンターに行くと、
お姉さんが応対してくれました。
「もっと藤井くんのことを宣伝して、
市を盛り上げなあかんよ」
と言いたかったのですが、
まあ市民でもないし、
上品なおじさんの顔をして、
クレームもおかしいだろうと自重しました。
「藤井くんの新聞があると受付で聞いたのですが」
というと、はいはいと用意して
ニセット渡してくれました。
読売新聞の速報晩です。
ひとつは藤井四冠の記事で、
もうひとつは竜王防衛、
そして八冠の3部です。
読売新聞は竜王戦の主催者のひとつ。
新聞社というのが、タイトル戦の
主催者になることが多いですねえ。
名人戦は毎日と朝日が主催しているし、
棋聖戦は産経新聞が主催している。
なので新聞記事にも厚さ薄さが
出てくるようです。
その部署のカウンターには
そんな速報新聞が山のように
積まれていました。
ああこれでまあ地元の役所の
藤井君の取り上げ方がわかりましたね。
あとは、庁舎前の旗なんかはどうでしょう。
駐車場の方から外に出て、
庁舎を見上げると大きな旗が飾ってあります。
彼の八冠達成を祝っているようです。
駅から見える方角にも飾ってほしかったなあ。
とか思いつつも、これで地元市役所を尋ねた
目的は果たしました。
では受付で聞いた商店街の方に向って
歩いていくことにしましょう。
川沿いの道を歩いてゆきます。
途中お寺にあった石碑の中に
「藤井」の名前を見つけたことや、
こんな名前の事務所があったりと、
おっさん二人は勝手に騒ぐのでありました。
そんな風にぶらぶら歩いているうちに
尾張瀬戸の駅方面が見えてきました。
街頭にはジブリパークの宣伝が取り付けられ、
相変わらず藤井君の宣伝は何もないのですが、
あんな都会に行けば何か掲げられて
いたりするだろうと期待しながら、
瀬戸電車が走る横をわくわくしながら
進んでいきます。
18切符の旅なんですが、
結構ここまででも歩数は稼いでいて
なかなかいい感じです。
駅に到着し、周りを見回しましたが
特に何もないようです。
将棋の駒の形をした石碑があったり
しないかなあとかいいながら
歩いていると、高齢者のおっさんが
近づいてきます。
地図をみながらおっさん二人が
きょろきょろしているので
気になったのでしょう。
「観光で来てるの?瀬戸蔵という
施設はあっちだよ」
と教えてくれたりします。
「観光やけど藤井聡太君の
関係で来てるねん」というと、
一瞬その高齢者の目がキラリン
とかがやいたのです。
続く
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