奈良県で友だちが出品した洋画が
展示されるというので、
飛鳥にある万葉文化文化館に
行ってきました。
ここはとてもでっかい展示館で、
たくさんの洋画や日本画、
写真などが展示されています。
その数たるやすごいもので、
順繰りに眺めているだけで、
心が圧倒されました。
この人の絵の展示は、
大阪ミナミの戎橋画廊で
小品展が開催され、これまで
二回見に行きました。
絵は40点くらい展示されるので、
楽しみに見に行ってました。
そしてそのあとはお決まりの宴会で、
これはもうとても楽しみにしていました。
今回の展示はそれを大きく
上回る展示数で、もうなんか
胸もいっぱいなんですが、
それでも昼になったら
おなかはすきますね。
人間の体はうまい具合にできています。
なので鑑賞後に少し食事をして、
近辺をうろうろしてみましょう
ということになりました。
駐車場の横にある食堂で、
飛鳥の古代米などをつかった
定食があったのでいただきました。
こんな感じ。
お米は古代米で、
なんか餅ごめ風でしたね。
あとこの辺でとれる珍しい大根の
てんぷらや、柿なんかも添えられていました。
量的には腹八分、いや腹七分なんですが、
ま、これくらいでないとあきませんね。
外の静かな景色を眺めながら、
優雅に食事をしました。
「あすか」には「飛鳥」と「明日香」の
二種類の漢字がありますねえ。
どちらを使うのがいいのでしょうか。
いろんな説があるそうですが、
「あすか」というのが王様の名前であったり、
「スカ」という地名に「ア」がついたとか、
あるいは明日香の里の枕詞が
「飛ぶ鳥の」であったことからなど様々です。
doironは駅の名前や寺の名前などから
「飛鳥」を使っています。
少しこの辺を歩いてみようと、
もらった地図を見ながら考えて、
この辺からだと飛鳥寺や甘樫丘が
近いようです。
甘樫丘は、聖徳太子の大使道を
歩いているときに、下を通りましたが、
上には登っていません。
この山に頑張って上ることに
しようなどと言いつつ、
出かけていくことにしました。
まずは飛鳥寺です。
歩きだした道は静かな道で、
春になったらとても気持ちよさそうです。
あ、今も気持ちいいのですが、
花などの色どりが少ないですね。
でもまあ、ところどころにある家が
何とも静かな景色の中に佇んでいて、
眺めも特に良いので、
なんだかうらやましいくらいでした。
万葉文化園からだと、
あるいて5分くらいで飛鳥寺に到着します。
ここは本格的な伽藍を備えた
日本最初の仏教寺院なのです。
回基は蘇我馬子です。
では入館料を払って中に入りましょう。
お金がいるので、
一瞬入るのをやめようかと
思ったのですが、せっかくここまで来て、
350円いるんで入らなかった
としたら惜しいもんね。
がんばって入りました。
すぐに目の前に現れるのが
「飛鳥大仏」です。
以前来た時もお寺の人が親切丁寧に
これでもかと詳しい話をしてくれましたが、
今はどうなのかなあと思っていたら、
さっそくお寺の人の説明が始まりました。
ああ、その辺は受けつがれて
いるんですね。
それとも以前に話を聞いた人と、
同じ人だったのかなあ。
まずは大仏さんの話から始まります。
この大仏は昔は青空大仏だったそうで。
顔にも特徴があるそうです。
向かって右側の顔は目が少し外に
吊り上がっていて厳しい顔で、
向かって左が優しい雰囲気になっています。
へえ~、こんな話は初めて聞きました。
そうかあ、そんな見方もできるのですね。
ここは日本最古の大仏です。
しっかり拝んでおくことにしましょう。
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