紀州街道を歩いていて、
岸和田の中心部分に近づいた時、
きしわだ自然資料館という建物が現れる。
ここには前から一度
行ってみたかったんですよね。
「自然資料」といえばこの市だったら
和泉山脈のブナとか大阪湾の漁業
とかが出てくるんやろうね。
かなり前になるが、
マスコミを大きく騒がしたのが
「ちりめんモンスター」探索の取り組みだ。
テレビでも開催していた。
ちりめんじゃことは関東でしらす干し
普通はイワシ類の小魚の干したやつなのだが、
その中に様々な種類の小さい奴が混ざっており、
それを「ちりめんモンスター」と呼んでいる。
例えばこれは先日doironがいただいた
ちりめんじゃこの中に混ざっていた
アミエビの小さい奴だ。
もしかしたらイセエビかも・・・。
これらをよく調べると、
イカやタコのほか
タチウオの子どもがいたり、
奇妙なところではタツノオトシゴも
いたりするらしい。
フグなんかもよくいるようで、
毒は大丈夫なんですかねえ。
そんなモンスターを探ろうと
したのがこのきしわだ自然資料館だ。
テレビでは子どもたちは
とても面白そうにしていたなあ。
なのでdoironも以前からここには
一度行ってみたいなあと
ずっと思っていたんです。
そんな折、
昨年末にジダンからここの資料館は
面白かったよという話を聞きました。
1階から3階まであって、
3階なんかはびっくりするような展示があるよ、
なんてことを思わせぶりに
しゃべっていたので、
先日歩くのも寒い日にブラっと
ここに出かけてみることにしたわけです。
場所は知っていますから、
車でぷらっと出かけます。
岸和田市役所かあるいは
だんじり会館近くの駐車場が
利用できるかな。
現場に行ってみると市役所の
駐車場がすいていたので、
そこに入れることにしました。
この辺りはdoironが通っていた
高校のすぐ近くです。
なので高校の同級生も
この市役所で働いていたようですね。
でも、もうこの年になったら、
よっぽど特別職になってない限り
同級生はいないでしょうねえ。
なんて考えながら駐車します。
ではここから歩いていきましょう。
コナカラ坂を下ってゆきます。
旧26号線を越えたところに
紀州街道が通っています。
それを右折してゆきます。
そしてだんじりがS字にやり回しするので
有名なカーブを曲がったところにあるのが、
その資料館です。
見た目はあまり資料館ぽくはなく、
周りの紀州街道の歴史を
感じさせるような銀行なんかと
雰囲気をあわせてたっています。
さあどんなところでしょうか。
200円の入館料を払って
見学してゆきましょう。
とりあえず一階を見ていこうかと
思っていると、係の女性が
一人近づいてきて
「このエレベーターで二階から
見ていくとええよ」といいながら、
ボタンを押しています。
そして乗り込んだら
「3階も見ていくとええよ」と
いいながら見送ってくれるのです。
「いや、1階が見たかったんやけど」
とか思いながらも、
仕方ないので1階は後で見るとして
ご指示通りに2階に上がってゆきました。
エレベータを降りたところから、
すぐに展示が始まります。
最初はナウマンゾウの化石ですね。
友が島の近くの海域で見つかった
と書かれていますし、
大阪府内の化石が見つかっている場所
なんかも書かれてありますね。
なんかもうグローバルとは言いませんが、
岸和田市にかかわらず
遺跡はきしわだエリアを超越しています。
それにこれは和泉市久井町で見つかった、
足跡遺跡。
すごいですねえ。
なんか泉州地域を代表する
展示なんかがあふれています。
そしてその近くには、
ありましたよ。
「ちりめんモンスター」のコーナーです。
続く
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