ハブ ア ナイス doi!その2

たまあに振り返ったことや、ちょっと考えたことを綴ってゆきます。

きしわだ自然資料館に行った2

2022-02-09 21:08:32 | ウォーキング

岸和田市の自然資料館に来ています。

2階の展示館見ていますと、
ちりめんモンスターの記載がありました。



実は、このちりめんモンスターは
和歌山湯浅の会社の登録商標です。
扱いとしては食べ物ではありません。
チリメンジャコに混ざっている
イワシ系以外の海産物を総称して
「ちりめんモンスター」と呼んでいます。



このきしわだ自然資料館が
湯浅の会社にごちゃまぜの
チリメンジャコを発注したところから
これが始まりました。



そうかあ、一応食べもんじゃないといってるから、
フグなんかも入っていてもいいんですね。
このチリメンジャコを
分解する遊びなんかで利用しているんですね。

探索した子供にとってみれば、
ちりめんモンスターから
親の魚のことも分かってくるし、
魚以外のモンスターからは
海にはこんな生き物がいるんだよ
という勉強にもなるという
なかなか優れた遊びですね。

このちりめんモンスターの図鑑や
本もこの資料館の名前を入れて
出版されているようです。

2階には岸和田市内の山の関連の
展示もありましたね。
中でもdoironにとっては
神於山の展示が興味ありました。



この山は貴重な里山であること、
そしていろんな団体が
その保護に力を尽くしている
ことなんかが紹介されています。

先日この山に行ったときに、
草刈りをされている人たちがいたので、
聞いたらゴム会社の人たちで
山の下草整備をしてるんだ
と話をしていました。

この資料館では、この神於山に関する資料も
販売しており、doironは
こんな本を買いました。



植物が100種以上掲載されています。

2年半の調べで627種の植物を
確認したそうで、その要約版です。
じっくり読むと、この山には
キンランやギンランなどの
ラン科の植物も生えており、
スミレも結構な種類が茂っています。

中でも面白かったのが、
イズミカンアオイがあるとのこと。

昔はこんな植物を食草とする
ギフチョウなんかもいたのかもしれません。

でもこのカンアオイは
一株だけしか見つかっていないようで、
今後はこれをそれとなく
探していくのも面白いかもしれません。

岸和田の人々に愛される里山として、
この神於山がいろんな人に
支えられているのがよくわかりました。



ほかにも岸和田の化石から
モササウルスを研究していて、
17歳の若さで亡くなった研究者がいたことや、
森を飛び交う様々な鳥類のことなんかも
紹介されていました。

そして展示はここから
3階に上がっていくのですが、
ここがまたすごい。



市内在住の人が寄付した剥製が
山のように並んでいます。



これは写真で見るよりかなりの迫力です。
ヒグマやシロクマがすごい大きさで
迫ってくる感じです。



ああ、自然の中でこんなんに出会ったら
最後です。



ライオンやトラもよくあんな怖い顔で
剥製が作られたものです。



こんな巨大な剥製を見ていると、
ツキノワグマだったら
戦えるんじゃないかって感じですねえ。
あの大井川の博物館の人が、
ツキノワやったら戦えるで、
といってたもんなあ。

まあとにかく巨大な剥製が、
所狭しと並べられていました。



最後に1階に降りてウミウシの
展示を見たりして見学は
ほぼ終わりです。

お土産に、我が家の近所の公園で
作られている古代米なんかを買いました。
これがご飯に少し入れるだけで、
強烈な古代メシになりましたね。

最後には、大阪湾でとれる魚などの
カレンダーをもらって、
ああ楽しかったと資料館を後にしました。

なかなか楽しいところでしたね。
まだ行かれていない方は
一度見に行かれるのもいいかもね。

それではついでにお城の方にも
行ってみることにしましょう。

続く


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