<ダ・ジョルジョ>でランチをしたぼくらわ 15分くらい歩いて 東京藝術大学大学美術館に移動して 第1期わ 5月6日まで開催している<藝大コレクション展2019>を見たのだ
今回の感想わ えこうに任せるのだ
東京藝術大学大学美術館 <藝大コレクション展 2019 「第1期」> 5月6日(月・祝)まで
https://www.geidai.ac.jp/museum/exhibit/2019/collection19/collection19_ja.htm
作品リスト
https://www.geidai.ac.jp/museum/exhibit/2019/collection19/list_collection19_ja.pdf
展示構成
名作:西洋画
池大雅《富士十二景図》全点展示
イギリスに学んだ画家たち
名作:日本画
日本画、浮世絵、西洋画など約70点弱を展示しており、一部の西洋画は、第2期でも展示されます。
気になった作品
ラファエル・コラン 田園恋愛詩
古代ギリシアの牧歌的な恋愛物語「ダフニスとクロエ」が着想源だそうで、柔らかな光に包まれたかのような風景で、コランが描く外光の肌は美しいく、女性の肌を際立たせるため、男性の肌を青みを入れて描いているような気がした。
黒田清輝 婦人像(厨房)
師匠のコランの作品の隣に展示。留学期の代表作のひとつだそうで、全体的にグレーで色の調和がとれている。
ロセッティ原作、高木背水模写 ペアタ・ベアトリクス
解説の一部には、こう書かれています。
『イタリアの詩人ダンテの「新生」を着想源に、ダンテの愛したベアトリーチェとロセッティの妻エリザベス・シダルをイメージに重ねたもの、花の使いである鳥がケシの花をベアトリーチェの手に落とし、彼女は恍惚の表情として天に召される。』
前にロセッティの作品を見たことがあるが、それと比べて恍惚というよりもただ目を閉じているように思えた・・・。しかし、ケシの花を運んだ鳥は良かった。
あと、額縁のプレートには、右読みで「婦人像」となったいた。
原撫松 ヴァイオリンを弾く男
作品名、作者名を確認せずに見た時に、なんとなくレンブラント?と思った。暗がりから浮き上がったかのような肌の感じがいい。
原撫松 裸婦
2度ほど見ていて好きな作品で、後ろ姿の裸婦が描かれ、上半身の美しさと壁に映り込んだ影がいい。
<ヴァイオリンを弾く男>とサイズは違うが、制作年が1906年で一緒なので、違うのでしょうけどこちらが陽、ヴァイオリンが陰で、対の作品なんじゃないかと思った・・・。
狩野芳崖 悲母観音 重要文化財
これから下の世界へと向かう嬰児を優しい眼差しで見つめる慈愛に満ちた表情の観音様。金を多用しているが、落ち着いた色合いで作品を見ていると癒されるというか、オーバーな表現だと浄化されるような気がする。
解説に載っていたが、観音様のお顔は、芳崖の亡くなった妻を、嬰児は初孫の姿に重ねたそうです。
西郷孤月 春暖
春の穏やかな日差しの中で、微睡みながら罌粟(ケシ)畑に立つ白馬が描かれているそうで、実際に西郷孤月が目にしたのは、菜の花だったそうだが、罌粟畑に変えて描いたそうです。
たくさん咲く青みがかった白のケシの花が美しい。
あと、重要文化財で高橋由一の<鮭>と、中村岳陵の<仏誕>が良かった。
藝大コレクション展の第1期は、5月6日までですが、素晴らしい作品を展示していますし、池大雅の<富士十二景図>が12点すべてそろって見れるには、またとないチャンスなので、ご覧になってみてはいかがでしょうか?
今回も素晴らしい作品を見れましたし、美味しいものを食べることが出来て良かったです。
ありがとうございます。