※先月のことで もうとっくに終了している展示だけど 備忘録として書くのだ
えこうわ ちょっとした事情があって 遠出って出来ないんだけど お出かけする機会があったし 朝早めに起きたので MOA美術館で開催していた<開館40周年記念名品展 第1部>を観て来たのだ
まずわ ぼくが気になった作品なのだ
国宝で 尾形光琳が描いた<紅白梅図屏風>なのだ
7年ぶりに観たのだ
紅白の梅を隔てる 中央の川の流水文が渋くてカッコいいのだ この作品が描かれた当時の川の部分の茶色っぽいのわ 銀泥で描かれていたそうで 絶対に無理なんだけど 描かれた時の状態で観たかったのだ・・・
杉本博司の<月下紅白梅図>なのだ
この作品も2回(MOA美術館・千葉市美術館)観ているのだ
杉本さんが撮った 光琳の<紅白梅図屏風>をプラチナ・パラディウム・プリントをして屏風に仕立てたもので 月夜に輝く 紅白梅で美しいのだ
MOA美術館に行くのわ 7年ぶりくらいで しかも 一部の作品を除き写真撮影がOK 光琳の紅白梅図屏風や 杉本博司の月下紅白梅図と一緒にお写真を撮れたのが嬉しかったのだ
ここから先わ えこうの感想なのだ
MOA美術館 <開館40周年記念名品展 第1部> 終了しました
https://www.moaart.or.jp/events/tenrankai-2022-01/
作品リスト
https://www.moaart.or.jp/wp-content/uploads/2021/12/2fe1d94ee81165d2796e8919a3287bb4.pdf
中国絵画、陶磁器、日本画、仏像など約80点を展示していて、現代の作家の作品以外は写真撮影がOKでした。
気になった作品
25.野々村仁清 色絵藤花文茶壺 国宝
26.尾形光琳 紅白梅図屏風 国宝
左隻
右隻
解説には、こう書かれていました。
『白梅の大部分を画面外にかくし、紅梅は画面一杯に描いて左右対称の妙をみせ、中央には末広がりの水流をおく。デザイン的な梅花や水紋、樹幹のたらし込みなど優れた要素が結集し、重厚なリズム感と装飾性を与えている。』
27. 伝 平基親 妙法蓮華経 巻第八
紺紙に金泥で書かれたお経が美しく、伝となっているが書いたとされる平基親は、法然上人の弟子と伝えられる。
40.阿弥陀如来立像 重要文化財
13世紀の鎌倉時代のものらしく、快慶の影響を受けている仏像で、死者の霊を迎えに来る来迎印を結んでいるそうです。
42.阿弥陀如来及両脇侍坐像 重要文化財
中央の阿弥陀如来
右側の観音菩薩
左側の勢至菩薩
12世紀の平安時代のもの。
45.広弘明集 巻第十六(中尊寺経)
紺紙に、金銀泥で交互に経文を書いていて美しかった。
73.杉本博司 月下紅白梅図
他にも、千住博の<ウォーターホール>や、三代徳田八十吉の<耀彩鉢 極光>が良かった。
気に入った作品を写真に載せただけになってしまいましたが、やっぱりどるちと一緒で、紅白梅図屏風や、月下紅白梅図など、MOA美術館の作品を写真に収めることが出来て良かったです。
著作権とかの兼ね合いでしょうけど、現代の作家の作品の写真撮影禁止だったのは、少し残念でした。
光琳の<紅白梅図屏風>は素晴らしいですし、毎年梅の花が咲く時期に展示するので、来年行ってみてはいかがでしょうか?
あと、帰りに撮ったのですが、円形ホールの天井に投影している万華鏡がキレイでした。
今回も素晴らしい作品を観ることが大満足でした。
ありがとうございます。