ロマン派🥀 今日を生きられない

現実と非現実を行き来する憂鬱な日記

カルミア 〜 金平糖というよりアポロチョコ

2020-05-17 | みんなの花図鑑


カルミアはツツジ科カルミア属。
金平糖のような、 金平糖のような、 金平糖のような 〜 ツボミと、目にタコが出来るほど読んで来ました。 でも金平糖って何でしょう? 食べたことも見たこともない。



しかしこの蕾のかたちのお菓子は見覚えがある。 飴ではなくチョコだ。 何だったかなあ・・ と考えながら、カルミアについて調べていたら『ヤサシイエンゲイ』の中で「アポロチョコレートのような」という記述を発見。 そうそう、アポロ、、あれはよく食べた。.. と納得が行きました。


蕾が開いて花になろうとしている  判るでしょうか



実物は初めて見ました。 場所はJR善通寺駅前の花の広場です。 ここはちょっと凄い。 2週間くらいあけて行ったら、きっと何か撮りたい花が咲いてます。


センダン。 よし!と思いました。 撮りたかった木の花。 ところが...

   

今までセンダンの花で失敗したことはなかった・・ だけど私がカメラを構えると強風になるっていう、この頃なんです。




   

アップ撮れませんでした

この場所、広場とも言えない狭さだけど、いろんな花があります

シロタエギク
  

動かないでくれる花はいいなあ。


カルミアに戻ります



カルミアは1915年、米国からハナミズキとともに日本へ贈られました。 1912年、当時の東京市から米国ワシントンへ桜が贈られた、その返礼としてです。
ハナミズキはその後(たぶん戦後)、超メジャーな花木として日本に定着しました。 が、カルミアは... 花ファンには金平糖の花として有名だけど、あんまり植えられてないな。 私は今日初めて、この花を見ました。







善通寺駅  小さな駅舎



雌しべはよく分かるけど、10本の雄しべは反り返って、花の内側に刺さっているような。 刺さってはいないでしょうが、そんなふうに見えましたよ

50センチほどに樹高が抑えられていて、3本植わっていました。  
カルミアにはこの白色のほかに、赤、ピンク、茶などあるそうです。
茶色? そんなカルミア見てみたい。





駅自体、小さい
   

  

これでカルミアは終わり。しつこくてすいません   


最後はこの花
コミノネズミモチ(園芸業界ではセイヨウイボタノキ、またはプリペット)
うちで今咲き始めていますが、これは伐採するので、うちのコミノネズミモチとしては今年が最後の投稿になります。 満開になったらまた撮って上げるかも知れないし、上げないかも知れない。



  

善通寺駅前にもありました
 





咲いてなくても綺麗 〜 ウツギ

2020-05-14 | みんなの花図鑑
今日も風が強かった。 5月はこんな日が多い。 
花の撮影に困るから、私は初夏が嫌いになりました。 


ハクチョウソウ

久しぶりに善通寺市の花の公園に寄りました。 ここは連休よりずっと前から、5/10まで閉園でした。 なぜ「三密」があり得ない公園まで閉じるのか、わかりますか? 人を家から外に出したくないからです。 人と人が接触する(会う)機会を8割減らす、それが政府の緊急事態宣言のひとつの目標でした。 安倍さんも何度もそれを口にしてました。 だから花の公園さえも閉めるんです。  
また、人と接触しないためには、民間で働いてる人々は『会社を休む』 または『会社自体が休む』必要があります。 何割の人や企業や、自営の方がそれを守ったでしょうね.. 。その緊急事態宣言も39の県で今日、5月14日に解除されました。

何か文章に怒気が見えるでしょうか。 ほんのちょっとだけ、怒ってます。
この公園で楽しみにしていた、 ベニバナトチノキ。 終わってました
   
哀れだから小さく。
ま、いいです。  
代わりにウツギ(卯の花)が咲いていました。
ん? タイトルで騙した? 正確には 「ほとんど咲いてなくても綺麗」、、ですので騙しました。

  
  
  

ほとんど固い蕾で、咲いてる花はほんの少しでした。
↓これみたいに結構咲いてるように見せることも出来ますが.... 上2枚がより事実に近いです


さてウツギ。  少ない花を短時間でうまく撮るのは至難の業ですが、うまく撮れてないから、ちょっと難しかっただけです。
並べて行きます





光が強くて、露出補正でちょうどいい明るさにするのが難しかった





風で揺れるからピントもかなりズレる



でもウツギは元々綺麗、 しかも咲いたばかりのもので、なんだか撮ってて魅了されてしまいました


これも風に振られたけどなんとか。
光の角度で色が変わるのは、その程度のカメラだから仕方がない。


後ろをぼかして見ました




これでウツギ終わります、、かなり粘着しました

風下にいて、建物の向こう10メートル先からいい匂いを感じた
エニシダが満開です

  

  

匂いはいいけど、ウツギの魅力には及ばない  好みは人それぞれです..
アップは小さく載せる 
   


これは何か?


ムシトリナデシコの白花のようにも見えるけど、花序が違う気がする

それから別の場所で撮ったこれはわかる  コバンソウ


小判みたいなのは小さな花の集まりだそうです(小判がひとつの花かと思ってました)。

ヒナギキョウの群生を見つけました   こんなに集まって咲いてるのは初めて見た

  

アップは風に悩んだ   初夏の風嫌いだ  
  
  
花が大きすぎる   でも自然に文句を言ってもしょうがないな。
  
最後は花の公園に戻って、ハクチョウソウで終わります  この花は秋まで咲くから、白いのもいずれ撮ります。 







初めて見たハルジオン、 ソメイヨシノの実 そのほかいろいろ

2020-05-12 | みんなの花図鑑
  

昨日は山あいの某森林公園で休憩しました。 運転で疲れた脳を元気にさせるため、少し歩きました。
で、結局は何かないのか〜 となる訳です。 森だし、標高も少し高いし。 

でも なんにも咲いてないな。 終わりかけの植栽ツツジが見えるくらい。 桐の木に花があったけど、高すぎる。

ヤマツツジがあった 


ぜひ見たいと思ってたんですよ。 けど、川があって阻まれました。 そこを乗り越えてもあちらは藪だし、靴、服装的にも無理。
この頃、「運気」が落ちてます。  疲れもあるよな...


で、これがたくさん咲いてました
ヒメジョオン。 と、最初思った。 ヒメジョオンとハルジオンの区別には自信がありました。 そもそもあの細い舌状花の数が違う、と。
「ハルジオン ヒメジョオン」でググッて画像を出し、出てきた花を間違えたことはありません。
ところが・・・ 花を撮るようになってほぼ5年、ハルジオンを見かけたことがない。 実際この咲き方の花を見ても、ぜ〜〜んぶヒメジョオン。 この5年、ハルジオンを目にしたことがないんです。  ほんとに全然ないから、うちの県にはハルジオンは咲かないんだな。。 と決め込んでいました。 しかし..



ハルジオンですよ、これは?!  

ヒメジョオンはこんなふう
   

松江の花図鑑から無許可引用。 花びら(舌状花)がやや太くて、数がハルジオンより少ない。

でも実物を見てなかったというのは怖いもので、そのときはハッキリどっちと決められませんでした。


ハルジオン ヒメジョオンの違い、、 茎の中が空洞(ハルジオン)、 蕾が下向きに付きがち(ハルジオン)、 花径がヒメジョオンのほうが小さい、 そして決定的な違いは葉の付きかたです。
ハルジオンの葉は茎を抱く


出来たら、この写真を拡大して、葉の付きかたを見てください。

そもそもピンクの花を見た時点でハルジオンと決定しないと・・  ヒメジョオンには明らかなピンクの花はない、と言っていいと思います






さて端折っていきます  スイバに実がなってました
  

それをアップで撮ったら、変な写真になった

 
色を加工したりしてません  ちょっと面白くないですか?


昨日のは終えて、今日の花 ヒメヒオウギ


時々行く、神社前の小さな小さな公園
そこでこの花が猛烈にはびこってました。



可愛い顔してこいつ・・・  観賞用の花から脱皮して完全に野生化してしまいました。



ヒメヒオウギズイセンとは違います。 それはモントブレチアのことです。 でもモントブレチアも道端で勝手に咲いてますから、ヒメヒオウギと名前に付けると野性が目覚めるようです( そんなことはない)。



下の葉っぱは全然別のものです。 草むらをこのちっちゃな花が支配していました。


次のこれ


分かる人いるでしょうか。 最近、時々見かけますけど..  私は分からなかったので、いつものところで聞きました

名前は「トリトニア・グラディオラリス」です。  でもこの名前で検索しても10件しか出てこない
教えてgoo の人、凄いわ..  ググッて10件しかヒットしない花の名前を当てるんだから。
アヤメ科です  トリトニア、だけだとまあまあ色々出て来ます。





ツタバウンランも撮ったけど、端折ります


花大好きの民家前にあったこれは、デルフィニウム? チドリソウ? 区別せず両者は同じでいいのかな。
いずれにせよ、花に見えるのは萼で、 本当の花は中心の地味な部分ということです。


さてタイトルに入れたのを載せないわけにいかない。
ソメイヨシノの実


今日は風速10メートル(瞬間だから間違いないよ)の強風で、木が暴れてました。

ソメイヨシノに実がなる(ことがある)のは、知識としては知ってました。
ソメイヨシノは、全ての木が同一遺伝子を持つクローンです。 
で、実がなりにくい理由は、、字数が多くなるので飛ばしてと・・ (実がなってるソメイヨシノは時々見られるそうです)



赤黒く熟して見える実をちぎって、食べてみました。 (私はヘクソカズラの花を食べたことがあります )
全然、甘みがなくて、酸っぱにがい.. 酸っぱくてにがい.. とにかく、まずい味がしたのですぐ種をぺっと吐き出しました。





昨日も今日も暑かった。 半袖短パンの人も沢山いました。 でも、そんな人も含めて皆んな、まだマスクをしています。
真冬、今年の1月の末にはもう「アレ、こわいね〜」って話をしてましたよ。 それから3ヵ月半が過ぎています。
あの目に見えないやつが、日本の湿度で弱って行くことを願うばかりです。





コノテガシワのちょっと怖い球果

2020-05-09 | みんなの花図鑑
コノテガシワは児の手柏。 ヒノキ科コノテガシワ属。 柏はブナ科、、 コノテガシワの名前の由来、コノテ(児の手)は分かったけど、何でカシワ(柏)なのかは分からなかった。


公園や駐車場でよく植栽されています。 見ない日はないくらい。
ただコノテガシワは高木で、私たちが目にしているのは園芸品種のエレガンティシマ、あるいはセンジュ(千手)、またはその他のもの、かも知れない。

ここでは便宜上、コノテガシワと呼びます。  この木は雌雄異花ですが、そもそも花を観察したことがない..


すでに雌花が実に変わって、沢山の球果をつけていました 撮影したのは5/8.



ご存知の通り、この木は実(球果)の形が変わってます。
よく言えば可愛い、 あるいは面白い、 あるいは動物みたい、 あるいは何か人形のよう、 となりますが、私は... 「悪魔の羊」と形容しておきます。( ひどいな)


ツノが生えてる

実際の色は、少し緑がかった薄い青でした。


大きく載せるのがためらわれる  何のためにこの形になる必要があるのか?
いや、可愛いでしょ。と感じる人もいると思います  感じ方は人それぞれです。 私は、 悪魔の羊🐏 と見ました


どアップで撮ったのは縮小サイズで。
   



コノテガシワはここまでにして、あとはここ数日(10日以内)に撮って、残っていた写真を上げます


孤独なシロバナシラン


名前の由来をまだ確認してないホタルブクロ


花期に入ったハクチョウゲ  花径1センチ


それの八重





トベラ  街路樹というか、歩道と車道を分ける植込みとして、ヒザ丈くらいの木が並んでました


葉は分厚いのに、花はハクチョウゲくらいに小さい  花径1センチもないな。


秋にネバ.. ベチャっとした実が生ります。


次のこれ、スイカズラで(本当は)ブログをやりたかったんですが、花が少な過ぎました・・


少ない花から芳香が漂って来た  午後6時の夕日が当たってます
   
  
スイカズラは今、市役所の建物の上の方から、蔦に絡みながら降りて来ています  それが撮影出来たらまた載せますね


今日は車で山あいへ行きました、、ノイバラが沢山咲いてましたが雨に降られた。
ツツジを後ろにした1枚だけ  これで終わります








荒れ狂う ナンジャモンジャの木

2020-05-07 | みんなの花図鑑


ヒトツバタゴ(一つ葉タゴ)、俗に言うナンジャモンジャの木。
花が咲いているような予感がして、向かいました。



目論見通り、咲いてました。 だけど、昨年はもっとモジャモジャしてた記憶があります。
花が少ないような気がしました。 気のせいかも知れません。




去年は「なんじゃこりゃあああああの木」だったかな? ふざけたような題で投稿した記憶があります。

今日は朝から強風が吹いてました。 撮りにくいだろうとは予想していましたが、その予感も当たりました



風速10メートルです、 自分の体感では。(だから正確ではない)
枝が動くので撮影出来ません。 構図づくりとか、どこにピントとか、ましてや背景がどうのなんて、すべて不可能でした。
止まってるように見えても、シャッターを押すと同時に動きだす被写体。それを狙い通りに写せるカメラはこの世にない。



でも苛々しませんよ。 たとえ花に逃げられて、ダメ写真が連続しても平常心を維持しました。

不本意な写真ばかりですが、あと20枚くらい載せます (・・・・)

  


場所は丸亀市の南の、農地が多いところ、そこの社寺(神社かお寺か失念)に続く一本道です。



構成は考えていません。 ヒトツバタゴの花はこんなものだ、程度に示して行きます。



「4つに深く裂けた花びらは細く、白糸を束ねたようである」(みんなの花図鑑)....  花びらは4つだったのか、撮ってるときは3つ、3つと思い込んでた




風速10メートル(体感。でも正確に測っても5メートルはあったはず)だから、写した花はすべて動いています。 思い描いた通りに撮れたのは1枚もありません。 それでも平常心でした。






ナンジャモンジャの木はヒトツバタゴとは限らず、楠、楡、桂など地域によって「何かよくわからない木」をそう呼ぶ、などとする記事を多く見ます。 でもクスノキを見て「なんだかよく分からない」、それでナンジャモンジャと呼ぶ地域なんてあるんですか?


暗い..


花の大きさは目測で3センチ

雌雄異株だが、雌花のみをつける株は存在せず、雄花をつける株と、両性花をつける株がある「雄株・両性花異株」なのだそうです(Wikipedia)  本当ですか? ウィキペディアは時々間違えるよ。 ま、雄花をつける株と両性花をつける株とがある、という記事をいくつか見たので、合ってるのでしょう




道を挟んで向かい合わせに2本、木があったから、どっちかが雄花の木でもう一つが両性花の木だったのかな。 花をちょっと見ただけではわからない。


もう無茶苦茶だ  泣きそうになったけど、すぐ平静を取り戻しました



まぶしい  向こう側は麦畑になってます





疲れてきた  絶対これ、同じ写真を2回上げてるよ  textエディターで作るときの難点ですよね


後ろの赤っぽいのはアパートの外壁

   
ちょっともうこれ・・

次で終わりにしよう  バテた  バテたのバテは漢字で書けるのか?



ヒトツバタゴ(ナンジャモンジャ)の花、終わり。 同じの2回載せてたらあとで直します。


昨日撮った..カスミソウ?



ふれあいセンターという名の公民館で、ガザニア