京都童心の会

ほっこりあそぼ 京都洛西の俳句の会
代表 金澤 ひろあき
俳句 冠句 自由律 詩 エッセイなど同好の人たちと交流

2025年1月句会選 追加

2025-02-21 08:35:09 | 俳句
2025年1月句会選 追加
○遠藤修司特選
69 紀元前のミイラの足に絹の赤い靴 金澤ひろあき
 この世に生を受け、喜び踊る足には赤いクツ。ロマンを感じます。すばらしい句と思いました。

1 聖き夜に誕生ローソク八十八   松村芳子
2 手作りのチャンチャンコ綿匂う  松村芳子
15 駅前より鋼の匂い父の街    金澤ひろあき
20 留守宅を守る洗濯物もある   金澤ひろあき 
28 春支度諦める長い鼻毛     野谷真治
38 変な夏 へんな秋なし急な冬  蔭山辰子
51 夕食にぶり大根や母の味    野原加代子
55 惜しむ年明けても歩き前見たし    蔭山辰子
65 こちらを見ているラクダよ 秋ふくらんだ 塩見すず子
66 紀元前の音階にまみれ80代の歩巾  塩見すず子
68 シルクロード 砂漠の壺を抱いて寝る 塩見すず子
74 ぽっちゃりの美人ほほえむラクダの背 金澤ひろあき
※シルクロード展の赤い靴

最新の画像もっと見る

コメントを投稿