京都童心の会

ほっこりあそぼ 京都洛西の俳句の会
代表 金澤 ひろあき
俳句 冠句 自由律 詩 エッセイなど同好の人たちと交流

和歌山線 二

2018-08-31 16:54:30 | 日記
和歌山線
                  金澤 ひろあき
 二
 私がここで乗りたいのは和歌山行。二両の電車がやって来ます。ワンマンカーです。天理から三輪を通って桜井まで行く万葉まほろば線。桜井から吉野口、五條を通り、高野山の入り口の橋本、高野口を通り和歌山まで行く和歌山線。奈良県を縦断して和歌山まで行くのです。
 天理に来ると、なつかしいな。大学時代の知り合いがいて、お世話になりました。ありがとうと言いたい所です。三輪も『古事記』に出てくる有名な神社ですね。ここも、結婚後、ちょっとした縁で行った所・・・などと、懐かしい気分にひたります。考えてみれば、けっこう楽しい体験をさせてもらっています。感謝しなくては。

和歌山線 一

2018-08-30 10:53:15 | 日記
和歌山線
                  金澤 ひろあき
 一
 8月の京都駅。奈良線の電車は人でごったがえしています。外国人に人気の伏見稲荷も沿線ですし、奈良へ行く人も多いのです。
 日本の夏の暑さはこたえるようで、大半の人が薄着。男女ともショートパンツ姿で素足を出している人が多いです。
  異邦人まるでビキニの旅行服    ひろあき
 私の向かいの席のイタリア人カップルの女性の服を詠んだものです。お二人、奈良までとても楽しげに、絶え間なくおしゃべりしていました。人生全部楽しんでいる感がします。(当然、悩みもあるのでしょうけど)
 宇治で若干の辱客が降りて、奈良で一斉に降ります。奈良駅、高架の新しい駅になっていますね。

夕立

2018-08-28 17:16:34 | 日記
夕立
                 金澤 ひろあき
 お礼参りで夏休暇中に山科へ行きました。焼けつくような陽射しでした。
  なんとなく空気が軽い半ズボン  ひろあき
なんて句を作ったのですが、短パンも重く感じるほどです。
 願掛けをした聖天尊。そして毘沙門天、弁天様にお礼です。手水の水を手や足にかけます。あー、極楽。山から清水が湧き、滝となって落ちています。水浴びしたい気分です。どうも、行者さんが行をやる所のようなので、遠慮します。
 山科駅前のお店に入り、ほっと一息。そうしている間に、急に雲が増えます。雷、そして夕立。大雨になりました。
  水の神様、弁財天にお参りしたのが利いたのかしらん。
  夕立も旅の馳走の一つかな   ひろあき

夏の映画

2018-08-27 08:16:56 | 日記

夏の映画
                 金澤 ひろあき
 「夏」がタイトルの映画で、今でも心にのこっているもの。『異人たちとの夏』と『菊次郎の夏』かな。『菊次郎の夏』は北野武さんの演技も良かったし、久石譲さんのピアノ曲も良かった。
 皆さんは、どんな映画がお好きですか。
 定年の、最後の夏休みの最後の日にて。
  クーラー音目立つ昭和の名画館   ひろあき

あたたかいお便り

2018-08-24 16:43:05 | 日記
 あたたかいお便り、いつもありがとうございます。残暑御見舞いの中から心に残ったものを、御紹介します。 (2018年 初秋)

◇伊藤 たかし様
 猛暑御見舞い申し上げます。毎々ゝ猛暑ゝの毎日でいやですね。熱中症の人ですかね。救急車がなりっぱなしです。先日病院に行きましたら、タンカで救急車が広い待合室に救急病人を運んで何回も来ます。おどろきました。残暑きびしい折おたがいに気をつけましょうね。目のぐあいどうですか。無理せずのんびり過ごされます様に・・・。小生も2ケ月に一度主治医の目の検査がえり。両眼白内障手術約一年通院しています。のんびり通院したいと思ってます。漫画は朝3時、日々2時間は描く様に習慣づいてます。先日、銀座展出品終わってほっとしています。11月は麻生展が始まります。年二度の出品です。アイデアひねり出すのに一苦労してます。脳の働きも少しは役立ってるかも知れません。ボケ防止の為にも・・・73才、年をとりました。早いですナ。年月は。まあ、のんびり長生きしたいもんですナ。又漫画送ります。
 どうぞ目のぐあい用心して下さい。
◇坪谷 智恵子様
 残暑お見舞い申し上げます。夏休みですがお元気におすごしの事と存じます。暑さに弱いので8月もお休みさせrて頂きます。
 岡畠様は7月生まれ夏もお元気で、一人で祇園祭り楽しまれました。

振り返って
平成12年4月NHK文化センターで
生嶋様とらじ様に出会い童心の会誌を頂いた
8月芦屋の墓参りのあとふと思いついて
京阪ホテルへ直行入口で生嶋さんに出会い
ほっとして皆様とご対面してなごみました
全く初めての俳句にとまどいながら楽しみました
何年かして岡畠様と道連れになり
毎月京都を楽しませて頂きました
神戸レンガ館でも吉川様藤池様岡畠様
うば桜が顔を揃えて楽しませて頂きました
小川様二神様も参加して下さいました
小川様句会のあと神戸ジャズストリートへ
いきいきとしたお顔で出向かれました
俳句もお上手でお元気な方だったのに・・・
先生も須磨寺あたりでイラストを
楽しまれていらっしゃいました
平成も終わりを告げようとしています
◇暉峻 康瑞様
拝復 小生「圧迫骨折」にて一ケ月ぐらい入院です。当分はゆっくり入院とも云っても、大へんな事也。八十一才いよよ、老人の真ん中也。老病死、一切は無常也。
 「さつまの真宗」禁制は色々な説がありますが、(親鸞の御同朋・御同行)すべての命は平等なり。封建時代は身分制度、庶民を支配するため、よって特にさつまはきびしかった。その内に、又くわしい事はお知らせ候。
  反骨は俺の流儀よ親鸞忌