今日の国会前のデモは10万人だそうです。ここ数年いろいろなデモが行われましたが、警官の規制を押しのけて車道まで溢れ出たのは初めてのようです。誰もが戦争のできる国にしたくはないでしょう。今回は若者も参加していることが頼もしいですね。
今回の集団的自衛権行使も戦争地域には行かなず、自衛隊員は安全だと云っていますが、政治屋のいつもの嘘ですね。以前に自衛隊がイラクに人道支援のために安全な場所に行ったことになっていますが、実態は違うようです。東京新聞.WEBより転載します。
「危ないと思ったら撃て」 自衛隊イラク派遣 詳細内部文書判明
2015年7月15日 朝刊
![東京新聞](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/7a/80626ba4cd3e4664532c91e8da513f80.jpg)
陸上自衛隊がイラク戦争後の二〇〇四年一月~〇六年九月、同国サマワで実施した人道復興支援活動について活動状況や教訓をまとめた内部文書「イラク復興支援活動行動史」をジャーナリストの布施祐仁さん(39)が入手し、都内で十四日、概要を公表した。「イラク戦争の検証が不十分なまま安全保障関連法案を採決すれば、取り返しがつかないことになる」と警鐘を鳴らした。
文書は〇八年に陸上自衛隊が作成し、二分冊で計約四百ページある。布施さんが示した概要によると、派遣の根拠となったイラク特措法で自衛隊の活動は「非戦闘地域」に限定されたが、実際は機関銃射撃で敵の動きを止める「制圧射撃」の訓練をするなど、実戦も想定した準備を進めていた。
また、自衛隊は海外での武力行使を禁じられ、隊員の武器使用は正当防衛や緊急避難の場合に限られていた。しかし「武器使用に関する部隊長の意識」という項に「最終的には『危ないと思ったら撃て』との指導をした指揮官が多かった」とある。
布施さんは文書入手後、確認のため情報公開制度で同じ文書を請求したが、大半は墨塗りされた状態で「軍事機密とは思えないものも隠されていた」という。
文書は安保関連法案を審議する衆院特別委員会でも複数の野党議員が十日に取り上げた。中谷元・防衛相は「不開示とした部分の公表の検討を始めており、速やかに結論を得たい」と答弁した。
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