2012年1月11日
橋下大阪市長が大阪交通局の改善に動き始めていますね。
「報道ステーションSunday」に内容が紹介されていました。
大阪市交通局は「 28年連続赤字 」で「 累計赤字が609億円 」だそうです。
大阪市交通局は「大阪市最大の組織」を持ち、その構成人員は 6,796人もいるとのことです。しかも、これだけ赤字を続けているのに、2002年に完成した交通局の建物は、建設費180億円をかけ造られたようですね・・・・?
地方公務員も国家公務員に負けず劣らずひどいレベルですね・・・・・・・
写真は、朝日放送「ムーヴ!」 2005年10月放送のものです。
映っている3人は、市交通局の職員で、バスレーンの「レーン監視」をしている職員です。1日4時間のレーン監視と約1時間の乗客案内が仕事で、平均年収は な~んと 1000万円!!!!!!!! もうここまで来ると、笑ちゃうしかないですね・・・・映像の説明では、3~400メートルに7人の監視員がいたそうです。普通に街中でよく見る工事現場の交通整理でも、一カ所に3人も固まって交通整理をしているところなど見たことないのに・・・・よっぽど人が余っているんでしょうね・・・・それと、大阪市民に見えるように山と職員がいることに違和感を感じないのでしょうかね?・・・・・・よほど市民をバカにしているんですね????
(そういえば、昔、札幌市長の運転手が札幌市長より給与が高いという話題がありましたね・・・・・・)
また、職員用にお迎えバスがあったようです。市営バスの車両を使い、交通局職員を無料で送迎・・・・・・・
迎えに行く運転手には、特別手当が支払われていたとのことです。・・・・・・?
大阪交通局の路線は139路線あり、黒字は3路線のみ。あとはすべて赤字路線・・・・その中で一番悪いのが「鶴見ループ」と言われる路線。1週8キロのルートを30分おきに1本走っています。鶴見ループでは、100円を稼ぐのに費用が779円かかるとのことです?????
大阪市交通局のバス運転手は、その平均年収が739万円であり、同じ地域の私鉄5社の平均年収が544万円であり、約200万位も高いですね。平均年収が739万円とは驚きですね・・・・・平均・・ですからね? 私のブログ平均年収で書いたように、民間は400~450万円あたりですよ。北海道の年収は400万円を切っていると言われています。それでも、きちんと努力をして市民に迷惑をかけずに黒字経営をしているのならば、まだ少しは理解ができるものの大赤字ですよね!!28年間連続赤字で累積赤字が609億円・・・・・税金の無駄使いだけでしょ・・・・・
交通局の外郭団体は3社あり、その委託料収入は年間に約80億円あるとのことです。
その1社の大阪運輸振興株式会社は、市の交通局から市営バスの運営を委託されているグループ企業で、社員の162人が「交通局OB」であり、業務の92.7%が大阪市との「随意契約」です。完全に天下り先ですね。市が赤字だろうが、交通局が赤字だろうがお構いなし・・・・・税金は、自分たちのためにあると思っているんでしょうね??????
なぜこのような事になるかと言うと、橋本市長は次のように言ってました。
「職員組合が組織の社長(市長)を選ぶ。
従業員が社長の人事権をもったら、改革なんてできるはずがない!」
今まで、市長選で組織力を発揮し、市長を助役や市職員から輩出する伝統が続いていたようです。
地下1階(職員組合)と5階(市長室)が方針を決めて8階(市会)が追従するとまで言われるほど強力な発言力を持つ
職員組合の影響で、高い給与水準と福利厚生の既得権を守っていたようですね・・・・
橋下市長は、公務員の身分保障について次のように言っていました。
国民は、固定観念を持っています。公務員は絶対的身分保障があると・・・
分限規定の中に、組織の改廃によって余剰人員が出た場合は分限ができる。
と言う規定がある。それを、使わないだけである。政治側が・・・・
訴訟とかそういうことに発展する可能性が出るでしょうけれども
公務員イコール身分保障というこの呪縛から解き放たれないと
日本の再生は無いですよ・・・・
国もデタラメだが大阪市もデタラメだね!!!
橋下市長があれだけ熱くなるのもよく分かりますね・・・・
何もできず、あきらめていた大阪市民の気持ちが、今回の選挙で橋本徹に流れたのですね。
橋下徹 ガンバレー
大阪維新の会 ガンバレー
追加情報
日経の05年3月1日に「大阪市職員の厚遇問題、ヤミ金 返還要求へ」と言うのがありました。
職員厚遇が11年間で市の負担増額が 304億円 だそうです?
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