おとぎのお家と青い鳥

本ブログでは、主に人間が本来持つべき愛や優しさ、温もり、友情、勇気などをエンターテイメントの世界を通じて訴えていきます。

~青春うたものがたりシリーズ 5 ~「生きる力」 18

2008-12-15 20:18:25 | 人・愛・夢・運命・教育・家族・社会・希望

音譜この度、ご縁があって当ブログおきまして、今季限りで23年間のプロ野球人生に幕を下ろし、プロ野球選手としてのユニホームを脱ぐ清原和博選手の、「清原和博引退記念切手の限定販売の告知及び、~NPO法人日本子守唄協会10周年記念~の「親子で聴く子守唄(CD6曲付き)2009カレンダーの告知をさせていただくことになりました。この2つの商品に関します詳細内容につきましては、下記の告知欄をご覧ください。このご縁がきっかけで、清原選手本人や清原選手のファンの方々が、当ブログを見ていただくと、たいへん嬉しいことですね。


ベル当ブログで、現在紹介中の清原和博選手の「限定保存版切手シート」商品の記事が、日刊スポーツ新聞(10月17日号)で、紹介されました。




僕は歩く。休まず歩く。どこまでも歩く。

僕が休んだら、きっと僕の人生は今ここで終わってしまう。

だから僕は歩く。怖いから歩く。休まず歩く。いつまでも歩く。

誰のためにと聞かれても、分からない。

何のためにと言われても、分からない。

それは、きっとこれが人生だから だろう。

それは、きっとこれが運命だからだろう。

でも・・・おそらくその真実(ほんとう)の答えは、

きっと僕が生きているうちには、分かったようで分からないだろう。

ただひとつ分かっているのは、僕のこの足が止まったとき・・・

僕の人生も止まること。

僕の生命も止まること。



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(18)

―ゴオォー、ゴオォー、ゴオォー・・・―

拓也は、羽田発鹿児島行きの飛行機が滑走路を離陸し地上を離れた瞬間に、「もう、これで二十年以上も住み、人生の大半を過ごした東京に自分が、もう二度と戻って来ることはないだろうと・・・」と、思った。

そしてまたそれと同時に、「これで、本当に家族を東京に呼び戻して、かつてのように一緒に暮らす夢もいっさい絶たれた・・・」とも思った。

拓也は、飛行機が羽田空港を出発し鹿児島空港に到着するまでの間、そんな自分の不甲斐無さを恨み後悔したが、もう彼の東京においての生活には何の見通しも立たずに、自分の力ではどうすることも出来なくなっていた。

そして、そのこと自体は、拓也本人が自ら一番感じて知っていた。
そして、その結果として新しく人生設計をやり直すための場所として選んだのが、自分の生れ故郷の種子島に近い鹿児島の地だった。

バブルがはじけた当時の時代背景や、四十歳を越えた年齢を思えば、そう簡単にかつての暮らしが取り戻せるほど甘くないことは分かっていた。

だが、会社をリストラされたり家族に見放されたりしたことのすべてが、自分の生き方の不器用さや力不足が原因だと自分自身で分かっているのにもかかわらず、結局それだけ自分自身に自信がなく弱いからだろう。

いつの間にか、その人生のすべての失敗を自分をも通り越して、他人や社会のせいにしたり親や先祖のせいにしたりまでして、誰彼に関係なく憎しみ恨むようなっていた。

もうそうなると、正常な人の域をとっくに超えて病的状態だった。

ただ、その頃の拓也の精神状態は正直に言って、もうそこまでズタズタになっていた。

そして追い込まれていた。

東京での生活により拍車をかけて、自分の意思とは裏腹に自分の居場所がもうどこにもないことを現実に直感させられたのが、会社のリストラや家族との一家離散に遭遇したこもさることながら、再就職先がまったく見つからないことだった。

いくら、会社をリストラされたとはいえ、当初は拓也にもプライドがあった。

それは、ほんの数ヶ月前までは、大手通信機器メーカー関連会社の役員だったからである。

だが、ハローワークや新聞、雑誌など問わずに、求職情報関連記事には毎日のように目を通し、職種に関係なく応募要項が合致すると何かに取り付かれたように履歴書を送り続けたが、これまでの仕事がまだ当時はさほど一般的には普及はしていない、インターネットを使用したWebコンテンツの開発という特殊だったこともあり、まったく再就職先が決まることはなかった。

そして、気が付いた時には、その送付した履歴書の数はすでに100通を超えていた。

そんなときに話があったのが、ある大手電気メーカーの知人からの、インターネットを活用した産業育成の仕事の誘いだった。

そして、その仕事先が、鹿児島だった。


拓也は、この仕事の話をある大手電気メーカーの知人から受けたとき、これまで実際のところ東京以外の場所で仕事をしたことがなかったために、それが大きな不安や障害となり相当に悩んだことは事実だが、これ以上東京にいても仕事が見つかる保障がないことが、これまでの実体験で分かっていたために、姉の寿代とも相談し二つ返事でその話に乗った。




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本商品は、PL高校時代に甲子園のヒーローになって以来、常にプロ野球界ばかりではなく日本を代表するヒーローの1人であり続けた、清原和博選手の「限定保存版切手シート」です。期間限定の商品だけに、清原選手のファンだけではなく、日本のプロ野球ファン全員のみなさんにとっても、とても魅力がある貴重な商品だと思います。ぜひ、この機会をお見逃しなく!ご購入いただきますようよろしくお願い致します。

◎本商品につきましての、購入方法につきましては、Yahooオークション下記のURLページをご覧ください。

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http://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e81841966



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本商品は、「NPO日本子守唄協会」の発足10周年を記念して販売されますカレンダーです。今回のカレンダーの企画趣旨は、“子守唄で親と子の穏やかな心をはぐくもう”ということがテーマで、子守唄は長い年月にわたって、“親と子の心の絆を繋ぐ情操教育に、大いに役立つと言われ、現在まで絶えることなく歌い継がれてきています。そして、また現在社会問題になっています“児童虐待”や“親と子の心の障害”、“憎しみ、暴力”などを取り除くための、親と子の心身の健全さの育成にも、大いに役立つと言われています。お祖父ちゃん、お祖母ちゃんから、お父さん、お母さんへ・・・お父さん、お母さんから、子供へと・・・歌い語り継がれている“親子で聴く子守唄”を、あなたのご家族でも一度お試に聴いてみませんか

※本商品の話題は、NHKみんなのうた「北風小僧の寒太郎」やNHKおかあさんといっしょ「こんなこいるかな」、明治製菓の「イソジンのかばの親子」、富士通の「タッチおじさん」などのアニメーターやキャラクター作家でお馴染みの月岡貞夫先生が、カレンダーに使用されている画をすべて描いていることです。

◎本商品につきましての、購入方法につきましては、Yahooオークション下記のURLページをご覧ください。

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http://page7.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/g71824671



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パンダ当「親子で聴く子守唄」CD付カレンダーをご購入いただいた場合には、当商品販売のための特別記念企画としまして、月岡貞夫先生の描いた直筆の“北風小僧の寒太郎”の色紙を、抽選で10名の方にプレゼントします。

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