茂原学習塾・予備校塾長日記(誠心学院予備校)

塾・予備校の出来事や内容紹介。
成績の上げ方、日ごろの心構えを
分かりやすく記事にしています。

北海道の景色。(摩周湖)

2008年08月07日 | 風景
北海道東部、阿寒国立公園内に位置する。日本の湖沼では20番目
の面積規模を有する。約7000年前の巨大噴火によって生成された
窪地に水がたまったカルデラ湖であり、アイヌ語では「キンタン
・カムイ・トー(山の神の湖)」という。マシュウという名の由
来は諸説あって不明。中央に断崖の小島カムイシュ島がある。
周囲は海抜600m前後の切り立ったカルデラ壁となっており、南東
端に「カムイヌプリ(神の山)」(摩周岳・標高858m)がそびえ
ている。湖内は阿寒国立公園の特別保護地区に指定されており、
開発行為や車馬・船の乗り入れは厳しく規制されている。

流入・流出河川はなく、周辺の降雨が土壌に浸透した後十分にろ過
されて流入するため有機物の混入が非常に少なく生活排水の影響も
ないためリン酸塩の流入もない。夏季の気温・水温が低いこともこ
の一帯の有機物の分解が進まない原因となっている。また、湖面へ
の直接降雨には大気汚染の影響が忠実に反映されるため、湖水は地
球の環境変化を知るモニタリングの対象となっている(中国での農
薬の使用状況や亜硫酸ガス濃度の推移も確認されている)。

過去に放流された淡水魚によってミジンコが激減した結果、
植物プランクトンが増加。水質汚濁が懸念されている。

河川の出入りがないにも関わらず年間を通じて水位の変動が
少ないことから、古来近隣の神の子池に伏流水が流れ込んで
いると考えられた。調査の結果、伏流水は湖の南東8キロに
あるさけますセンター虹別事業所近辺にわき出しているとみ
られている。他に、多和平などにも伏流している。


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