ジャー動物保護区は、カメルーンにある自然保護区。
首都ヤウンデの東南約70kmにあたる。東西90km、
南北40km、面積5260km2に及ぶ。全体の約8割が
人口の希薄な東部州、約2割が都市化が進んだ南部
州に属する。領域全体がジャー川の本流、支流に
取り囲まれている。バカ族のみ居住を認められている。
ユネスコの世界遺産に登録されている。
2007年現在ではカメルーン唯一の世界遺産だが、
選ばれた理由は、アフリカ州において、自然のま
まの姿が残された最大の熱帯雨林であること。フ
ランス領だった1932年には一部地域の保護が始
まり、1950年に自然保護区となった。
1500種の植物(うち43種が林冠を形成、53種が
低木)と107種の哺乳類(うち5種は絶滅危惧種)
が確認されている。特にサル目の哺乳類が豊かで
ある。ニシローランドゴリラ、マンドリル、コロ
ブスやタラポイン、マンガベイなどの各種のオナ
ガザル、ガラゴやポト等のロリスが生息している。
その他の哺乳類としては、ヒョウ、シタツンガや
ボンゴ等のアンテロープ、アフリカスイギュウ、
イボイノシシ、モリイノシシ、変わった体表を
備えるセンザンコウが見られる。哺乳類以外で
は、ニシキヘビ、ワニが住む。
首都ヤウンデの東南約70kmにあたる。東西90km、
南北40km、面積5260km2に及ぶ。全体の約8割が
人口の希薄な東部州、約2割が都市化が進んだ南部
州に属する。領域全体がジャー川の本流、支流に
取り囲まれている。バカ族のみ居住を認められている。
ユネスコの世界遺産に登録されている。
2007年現在ではカメルーン唯一の世界遺産だが、
選ばれた理由は、アフリカ州において、自然のま
まの姿が残された最大の熱帯雨林であること。フ
ランス領だった1932年には一部地域の保護が始
まり、1950年に自然保護区となった。
1500種の植物(うち43種が林冠を形成、53種が
低木)と107種の哺乳類(うち5種は絶滅危惧種)
が確認されている。特にサル目の哺乳類が豊かで
ある。ニシローランドゴリラ、マンドリル、コロ
ブスやタラポイン、マンガベイなどの各種のオナ
ガザル、ガラゴやポト等のロリスが生息している。
その他の哺乳類としては、ヒョウ、シタツンガや
ボンゴ等のアンテロープ、アフリカスイギュウ、
イボイノシシ、モリイノシシ、変わった体表を
備えるセンザンコウが見られる。哺乳類以外で
は、ニシキヘビ、ワニが住む。