



上の炒飯とラーメンに関係なく、今度の日曜日は29回目の結婚記念日である。
1985年4月13日横浜のホテルニューグランドと氷川丸で結婚してから29年
も経っているなんて、無事に生きていることに感謝である。
25年目は銀婚式で、これは逗子にいるころの事だったけど、特に何もやってない
から、30年目は少しはなんかやりたいものだ。真珠婚式などというらしい。
まあ、言い方はともかく、その前の年の今年は何かしたいものだと思うが。
結婚とは人生の墓場だ、とか、ある意味ゴールだ、とかいろいろ結婚自体が最終
目的地的な表現があるが、それはどうだろう。
結婚自体はそれがスタートであって、それがゴールであろうはずもない。そこから
始まる新しい家族の歴史の第一歩なのだ。
ただ、その家族としての歴史を選んだのが自分であるということが、それまでの
与えられた歴史からの独立という意味でも責任を持つので、墓場とかゴールとか
最終地点のような表現をするのかもしれない。
実は、まだこれから、その歴史は作っている最中で、それは、例えば茶碗蒸しの
ように、出来あがる途中で出せば固まっておらず、出すのを躊躇(ためら)えば
「す」が入る。いずれにしろ、その始めの一歩であることに違いは無いので、
その一歩に敬意を表すことを、何か考えたい。