ショルティの6番

2010年03月16日 22時57分58秒 | 巻九 マーラーが私に語ること
ジャケットデザインは下の画像と違うけど…。
俺のはショルティが作業服(笑)みたいなのを着てるイミフなジャケ。

マーラー : 交響曲第6番イ短調 「悲劇的」
シカゴ交響楽団
ポリドール

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うーん、ショルティ先生、ここでもやっぱりショルティだ。

ものすごく乱暴に言うと、
吹奏楽経験者が喜ぶような「いつもの」音づくり。
つまりは、管楽器と打楽器が十二分に鳴ってくれている。
かと言って、単なる爆演と片付けるのは誠に惜しい。
じっくり聞かせるところは意外に歌ってくれる。
まあ、あれだ。急ぎ足の演奏に変わりはないんだが。

言い尽くされたことなので言及するのもなんだが、
矢張りテンシュテットとは対極にある世界なんだと、実感する。
しかし一方で、第二楽章(スケルツォ)のシロフォンの諧謔死神ぶりなど、
実は両者の共通点が意外と有ったりするのも、
発見しては一人ニヤつく。っていう。

生理的には、圧倒的にテンシュテットがシックリきます。
でもしかし、たまにショルティのが無性に欲しくなる。
これは5番や7番でも同じ。

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