今回のウィルコム販売ランキングは、……(略)。
さて、この書き出しがあと何回続くことやら。
期待の新端末は、まず11月16日に「W-ZERO3[es] Premium version」が発売される。集計期間の都合からそれがランキングに反映されるのは次々回からとなる。
W-ZERO3[es] Premium versionの型番は、現W-ZERO3[es]と同じく「WS007SH」となるという(正確には、現[es]のブラックがWS007SH(B)、同ホワイトがWS007SH(W)。Premium versionはブラックがWS007SH(BP)、ホワイトがWS007SH(WP)となるが、このランキングデータは色別には集計されない)。そのため、POS集計上では現W-ZERO3[es]とPremium versionの台数が合算されて出てくると思われるが、別々だったらどうなるだろう。
Premium version効果でW-ZERO3[es]が大躍進するか……。実のところ“オオキナスペックノヘンカナイヨネ”という声があり、かつ現W-ZERO3[es]が同社直販サイト「ウィルコムストア」でも少しお得な価格(5000円引き)で販売されていることから、期待はしたいが難しい気もする。ただ、3位の洋ぽんこと「WX310SA」くらいは抜いてくれ、ランキングに変化を与えてくれ。切にそう願っている。
ITmedia D モバイル:新esの型番、結構重要
おいおい・・・。肝心の本題のランキングについては「・・・」で済ませてしまって、ちゃんと記述しないのだろうか?信じられない。
PHS販売ランキングは前週と同じだった。
新機種発売や端末の値下がりなどの目新しい材料がないため、順位が変動するはずもない。
しかし、ウィルコムの内部環境にはまったく変化がないが、外部環境はMNPを機会に大きく動こうとしている。それはMNP開始直後にソフトバンクから発表された「ゴールドプラン」だ。これは「予想外割引」を使うと、2900円の「ウィルコム定額」をわずか20円下回る2880円という価格設定で、ソフトバンクの携帯同士なら通話定額というプランだ。
ウィルコムよりも制限が厳しく、夜は完全な通話定額とは言えないが、携帯電話である程度の通話定額を実現したのはウィルコムにとっても脅威と言えそうだ。
「ゴールドプラン」とはまさにウィルコム対抗プランと言える。
さらにW-ZERO3の実質的な国内初のライバルと呼んでもよさそうなX01HTも発売になった。ローンに値する頭金を一括払いすると3万円前後となり、007(W-ZERO3[es])の価格とかなりバッティングしている。
このようにソフトバンクは料金プランでも端末面でもウィルコムの魅力と言える部分に正面からぶつかってきたのだ。
今のところウィルコムは特に対抗策を打ち出していないが、すでにW-ZERO3などからX01HTに乗り換えて、通信速度の速さを実感しているユーザーの声もネットで聞かれるようになってきた。
速度は速いが、通信料もそれなりに高いので、「パケットし放題」の無料期間が終わってから、どれくらいの請求がユーザーに届くのかが気になるところだ。ウィルコムは速度こそ遅いが、パケット定額料金の上限が低いのが魅力だと思う。
ソフトバンクから「ゴールドプラン」とX01HTが登場したことにより、ある程度ウィルコムのシェアが食われつつある状況だけに、ウィルコムもそろそろソフトバンクに対抗して通信速度の向上や新機種の発表などをすべきではないだろうか?
また、「ウィルコム定額」が開始されて1年半が経過し、その効果もかなり薄れてきた印象があり、前年同月比では9月はついにマイナスとなってしまった。このまま何も新しい材料がないとジリ貧状態となりかねない。
新機種の発表、通信速度の向上、割引サービスや家族割引の発表などの新しい材料が一日も早く出てきて欲しいところだ。
さて、この書き出しがあと何回続くことやら。
期待の新端末は、まず11月16日に「W-ZERO3[es] Premium version」が発売される。集計期間の都合からそれがランキングに反映されるのは次々回からとなる。
W-ZERO3[es] Premium versionの型番は、現W-ZERO3[es]と同じく「WS007SH」となるという(正確には、現[es]のブラックがWS007SH(B)、同ホワイトがWS007SH(W)。Premium versionはブラックがWS007SH(BP)、ホワイトがWS007SH(WP)となるが、このランキングデータは色別には集計されない)。そのため、POS集計上では現W-ZERO3[es]とPremium versionの台数が合算されて出てくると思われるが、別々だったらどうなるだろう。
Premium version効果でW-ZERO3[es]が大躍進するか……。実のところ“オオキナスペックノヘンカナイヨネ”という声があり、かつ現W-ZERO3[es]が同社直販サイト「ウィルコムストア」でも少しお得な価格(5000円引き)で販売されていることから、期待はしたいが難しい気もする。ただ、3位の洋ぽんこと「WX310SA」くらいは抜いてくれ、ランキングに変化を与えてくれ。切にそう願っている。
ITmedia D モバイル:新esの型番、結構重要
おいおい・・・。肝心の本題のランキングについては「・・・」で済ませてしまって、ちゃんと記述しないのだろうか?信じられない。
PHS販売ランキングは前週と同じだった。
新機種発売や端末の値下がりなどの目新しい材料がないため、順位が変動するはずもない。
しかし、ウィルコムの内部環境にはまったく変化がないが、外部環境はMNPを機会に大きく動こうとしている。それはMNP開始直後にソフトバンクから発表された「ゴールドプラン」だ。これは「予想外割引」を使うと、2900円の「ウィルコム定額」をわずか20円下回る2880円という価格設定で、ソフトバンクの携帯同士なら通話定額というプランだ。
ウィルコムよりも制限が厳しく、夜は完全な通話定額とは言えないが、携帯電話である程度の通話定額を実現したのはウィルコムにとっても脅威と言えそうだ。
「ゴールドプラン」とはまさにウィルコム対抗プランと言える。
さらにW-ZERO3の実質的な国内初のライバルと呼んでもよさそうなX01HTも発売になった。ローンに値する頭金を一括払いすると3万円前後となり、007(W-ZERO3[es])の価格とかなりバッティングしている。
このようにソフトバンクは料金プランでも端末面でもウィルコムの魅力と言える部分に正面からぶつかってきたのだ。
今のところウィルコムは特に対抗策を打ち出していないが、すでにW-ZERO3などからX01HTに乗り換えて、通信速度の速さを実感しているユーザーの声もネットで聞かれるようになってきた。
速度は速いが、通信料もそれなりに高いので、「パケットし放題」の無料期間が終わってから、どれくらいの請求がユーザーに届くのかが気になるところだ。ウィルコムは速度こそ遅いが、パケット定額料金の上限が低いのが魅力だと思う。
ソフトバンクから「ゴールドプラン」とX01HTが登場したことにより、ある程度ウィルコムのシェアが食われつつある状況だけに、ウィルコムもそろそろソフトバンクに対抗して通信速度の向上や新機種の発表などをすべきではないだろうか?
また、「ウィルコム定額」が開始されて1年半が経過し、その効果もかなり薄れてきた印象があり、前年同月比では9月はついにマイナスとなってしまった。このまま何も新しい材料がないとジリ貧状態となりかねない。
新機種の発表、通信速度の向上、割引サービスや家族割引の発表などの新しい材料が一日も早く出てきて欲しいところだ。
順位 | 先週順位 | メーカー | 製品名 |
---|---|---|---|
1 | 1 | 京セラ | WX300K |
2 | 2 | ネットインデックス | nico.(WS005IN) |
3 | 3 | 三洋電機 | WX310SA |
4 | 4 | シャープ | W-ZERO3[es](WS007SH) |
5 | 5 | 京セラ | WX310K |