今回も一週間遅れになっている。
「P903i」もランクイン。903iシリーズ、順調に売れる
番号ポータビリティの開始2週目の集計となった今回の販売ランキング。前回、初登場トップを獲得した「SH903i」に続き、11月1日に発売された「P903i」もTOP10入りを果たした。FOMA 903iシリーズはなかなか順調に売れている。
ところで今回は「SH903i」に続いて、2位に「SH902iS」、3位に「FOMAらくらくホンIII」、4位に「P902i」、5位に「N702iD」がランクインした。中でもFOMAらくらくホンIIIが健闘している。FOMAらくらくホンIIIは現在、ハイエンドの90xiシリーズに劣らない高い人気を得ており、今回は前回より順位を1つ上げ、3位に入った。
(中略)
ランキングは穏やかに。ただし秋冬モデル、夏モデルともに人気が
12月に登場予定のデザイナーズ携帯「DRAPE」、EV-DO Rev.A対応のハイエンド端末「W47T」、薄型デザインの「W44K」以外の2006年秋冬モデルを投入し終えたKDDI。ランキングの変動はやや穏やかになり、人気の傾向もはっきりしてきた。
首位は9月14日の初登場以来独走を続ける「W43S」、2位にワンセグ端末「W43H」、3位に簡単+フレンドリーデザインの「W45T」、4位に安価+簡単が特徴の1X端末「A1406PT」がランクインし、1位から4位までを秋冬モデルが占める結果となった。なお手書き機能を搭載する「W42SA」もランク圏外から8位に上がっている。
一方で付加価値に対する割安感があるためか、ウォークマンケータイ「W42S」、スクエア+シンプル+小型デザインの「W42K」、1Gバイトメモリ+Bluetoothの「W44T」など、いくつかの特徴的な機能を持つ夏モデルもいまだに人気がある。
このことはKDDIとトータルプロデューサーとして就任した坂井直樹氏が考える「その人にとってベストな1台を提供できるようにする」ことにも通じ、最新機種だけでなく販売中の旧機種も含めたラインアップの豊かさを物語るといえるだろう。
(中略)
AQUOSケータイ、MNP開始から人気再燃。連続首位に
番号ポータビリティに向けた数々の施策、そしてトラブルなどのためか、日によって端末販売数の浮き沈みが大きいことが判明したソフトバンクモバイル。ただし、同社内端末での順位変動はKDDIと同じく穏やかになってきており、人気端末の傾向も判別しやすくなった。
首位は、ワンセグチューナー搭載のAQUOSケータイ「905SH」。そして「810SH」「811SH」「705SH」とシャープ製端末が続き、シンプル+薄型のパナソニック モバイル製端末「705P」、スライド+薄型のサムスン製端末「705SC」、ソフトバンク版“簡単ケータイ”の東芝製「810T」がランクインしている。
ニーズが高いワンセグ機能付きの「905SH」や、iPod nano付きモデルも持ち帰り金額が0円となる「頭金0円」施策の効果は、今回も持続しているといえそうだ。
ITmedia D モバイル:MNP、加速がついてきたドコモ。903iシリーズが好調
DoCoMoはSH903iが首位、P903iが初登場で6位とまずまず順調だ。その他のランキングには大きな変化はない。ベスト10中、FOMA90xシリーズが8機種となり、ますますハイエンド志向の傾向が強まっている。
毎回、FOMA90xシリーズの発売直後は熱烈なファンによって、高くてもそれなりに売れる。しかし、その初期需要が一巡すると、しばらくは売れなくなってランキングから姿を消し、値下がりした一世代前の90xシリーズがランキング上位を占めるようになる。
今はまだ初期需要の段階なので、とても高くて、そうは簡単に手が出せない状態なので、それが安くなるには数ヶ月待つ必要がありそうだ。
相変わらずFOMAらくらくホンⅢの人気は根強い。それなのに、auやボーダフォンは相変わらずFOMAらくらくホンⅢに対抗できる機種を投入していない。そのために、ますますDoCoMoのFOMAらくらくホンⅢに人気が集中しているのかもしれない。
DoCoMoはハイエンド機種に人気が集中して売れているというのはとても良い傾向に見えるが、実は902iや902iSは値下げした結果売れているという状況だ。これはMNPによるDoCoMo離れを阻止するためにDoCoMoがインセンティブを出して、店頭で安く売っているわけで、DoCoMoからすると決して喜ばしい傾向ではないのかもしれない。
auのランキングのベスト5は前週とまったく同じだった。それ以下では多少の動きがあったが、大きな動きというほどではない。
新機種発売も一段落して、価格の変動も少ないために、ランキングも大きくは動かないのだと思う。
MNP開始直後はauの一人勝ち状態となったため、auの端末販売価格が高止まりしてしまうのではないかと懸念される。
ソフトバンクもauと同じくランキングのベスト5は前週とまったく同じだった。大きな動きとしては圏外だった東芝の810T(写真)が12位から8位に上昇したくらいだ。
その他の顔ぶれに変化はなく、auと同じく新機種発売も一段落し、価格の変動もないために、ランキングも大きくは動かないのだと思われる。
ついに2G最後の砦となっていたV502Tが圏外になり、ベスト10すべてが3G端末となった。これはソフトバンクが繰り出している数々の3G端末優遇策が効果をあげているという証拠なのだろう。このまま2G端末はランキングから姿を消してしまうのだろうか?
東芝は910Tが期待ほど人気が出ず、辛うじて810Tがランクインした程度で、その低迷振りが心配される。やはり3Gの薄型化に出遅れているイメージがマイナスになっているのかもしれない。
「P903i」もランクイン。903iシリーズ、順調に売れる
番号ポータビリティの開始2週目の集計となった今回の販売ランキング。前回、初登場トップを獲得した「SH903i」に続き、11月1日に発売された「P903i」もTOP10入りを果たした。FOMA 903iシリーズはなかなか順調に売れている。
ところで今回は「SH903i」に続いて、2位に「SH902iS」、3位に「FOMAらくらくホンIII」、4位に「P902i」、5位に「N702iD」がランクインした。中でもFOMAらくらくホンIIIが健闘している。FOMAらくらくホンIIIは現在、ハイエンドの90xiシリーズに劣らない高い人気を得ており、今回は前回より順位を1つ上げ、3位に入った。
(中略)
ランキングは穏やかに。ただし秋冬モデル、夏モデルともに人気が
12月に登場予定のデザイナーズ携帯「DRAPE」、EV-DO Rev.A対応のハイエンド端末「W47T」、薄型デザインの「W44K」以外の2006年秋冬モデルを投入し終えたKDDI。ランキングの変動はやや穏やかになり、人気の傾向もはっきりしてきた。
首位は9月14日の初登場以来独走を続ける「W43S」、2位にワンセグ端末「W43H」、3位に簡単+フレンドリーデザインの「W45T」、4位に安価+簡単が特徴の1X端末「A1406PT」がランクインし、1位から4位までを秋冬モデルが占める結果となった。なお手書き機能を搭載する「W42SA」もランク圏外から8位に上がっている。
一方で付加価値に対する割安感があるためか、ウォークマンケータイ「W42S」、スクエア+シンプル+小型デザインの「W42K」、1Gバイトメモリ+Bluetoothの「W44T」など、いくつかの特徴的な機能を持つ夏モデルもいまだに人気がある。
このことはKDDIとトータルプロデューサーとして就任した坂井直樹氏が考える「その人にとってベストな1台を提供できるようにする」ことにも通じ、最新機種だけでなく販売中の旧機種も含めたラインアップの豊かさを物語るといえるだろう。
(中略)
AQUOSケータイ、MNP開始から人気再燃。連続首位に
番号ポータビリティに向けた数々の施策、そしてトラブルなどのためか、日によって端末販売数の浮き沈みが大きいことが判明したソフトバンクモバイル。ただし、同社内端末での順位変動はKDDIと同じく穏やかになってきており、人気端末の傾向も判別しやすくなった。
首位は、ワンセグチューナー搭載のAQUOSケータイ「905SH」。そして「810SH」「811SH」「705SH」とシャープ製端末が続き、シンプル+薄型のパナソニック モバイル製端末「705P」、スライド+薄型のサムスン製端末「705SC」、ソフトバンク版“簡単ケータイ”の東芝製「810T」がランクインしている。
ニーズが高いワンセグ機能付きの「905SH」や、iPod nano付きモデルも持ち帰り金額が0円となる「頭金0円」施策の効果は、今回も持続しているといえそうだ。
ITmedia D モバイル:MNP、加速がついてきたドコモ。903iシリーズが好調
DoCoMoはSH903iが首位、P903iが初登場で6位とまずまず順調だ。その他のランキングには大きな変化はない。ベスト10中、FOMA90xシリーズが8機種となり、ますますハイエンド志向の傾向が強まっている。
毎回、FOMA90xシリーズの発売直後は熱烈なファンによって、高くてもそれなりに売れる。しかし、その初期需要が一巡すると、しばらくは売れなくなってランキングから姿を消し、値下がりした一世代前の90xシリーズがランキング上位を占めるようになる。
今はまだ初期需要の段階なので、とても高くて、そうは簡単に手が出せない状態なので、それが安くなるには数ヶ月待つ必要がありそうだ。
相変わらずFOMAらくらくホンⅢの人気は根強い。それなのに、auやボーダフォンは相変わらずFOMAらくらくホンⅢに対抗できる機種を投入していない。そのために、ますますDoCoMoのFOMAらくらくホンⅢに人気が集中しているのかもしれない。
DoCoMoはハイエンド機種に人気が集中して売れているというのはとても良い傾向に見えるが、実は902iや902iSは値下げした結果売れているという状況だ。これはMNPによるDoCoMo離れを阻止するためにDoCoMoがインセンティブを出して、店頭で安く売っているわけで、DoCoMoからすると決して喜ばしい傾向ではないのかもしれない。
auのランキングのベスト5は前週とまったく同じだった。それ以下では多少の動きがあったが、大きな動きというほどではない。
新機種発売も一段落して、価格の変動も少ないために、ランキングも大きくは動かないのだと思う。
MNP開始直後はauの一人勝ち状態となったため、auの端末販売価格が高止まりしてしまうのではないかと懸念される。
ソフトバンクもauと同じくランキングのベスト5は前週とまったく同じだった。大きな動きとしては圏外だった東芝の810T(写真)が12位から8位に上昇したくらいだ。
その他の顔ぶれに変化はなく、auと同じく新機種発売も一段落し、価格の変動もないために、ランキングも大きくは動かないのだと思われる。
ついに2G最後の砦となっていたV502Tが圏外になり、ベスト10すべてが3G端末となった。これはソフトバンクが繰り出している数々の3G端末優遇策が効果をあげているという証拠なのだろう。このまま2G端末はランキングから姿を消してしまうのだろうか?
東芝は910Tが期待ほど人気が出ず、辛うじて810Tがランクインした程度で、その低迷振りが心配される。やはり3Gの薄型化に出遅れているイメージがマイナスになっているのかもしれない。
順位 | NTTドコモ | au(KDDI) | ソフトバンクモバイル | |||
1 | →(1) | SH903i | →(1) | W43S | →(1) | 905SH |
2 | →(2) | SH902iS | →(2) | W43H | →(2) | 810SH |
3 | ↑(4) | FOMAらくらくホンIII(F882iES) | →(3) | W45T | →(3) | 811SH |
4 | ↓(3) | P902i | →(4) | A1406PT | →(4) | 705SH |
5 | →(5) | N702iD | →(5) | ウォークマンケータイW42S | →(5) | 705P |
6 | 初(-) | P903i | ↑(9) | A5521K | ↑(7) | スーパーボーナス+iPod nano(705P+iPod nano) |
7 | →(7) | D902iS | ↓(6) | W42K | ↓(6) | 705SC |
8 | ↑(10) | F902iS | ↑(11) | W42SA | ↑(12) | 810T |
9 | ↓(6) | N902i | ↑(14) | W42H | ↓(8) | スーパーボーナス+iPod nano(705SH+iPod nano) |
10 | ↓(9) | N902iS | →(10) | W44T | ↓(9) | 904SH |