ヒゲ社長の徒然日記

(有)西工務店ヒゲ社長の、華麗で無謀なチャレンジ物語

 北の空を眺めたら  No.152

2012年10月04日 | 日記・エッセイ・コラム

暑かったり寒かったり、突然雨が降り出したり、と思いきや、今日みたいに妙に強い日差しが戻ったりと、めまぐるしく変わる秋の、このお天気。

体調を崩しやすい季節に、とってもお元気なヒゲ専務ですが、皆さんは、体調管理が出来ていますか?

こんな天気のせいで?今日は大工職人一名、風邪でお休みしてしまいましたよ。

これだけ温度変化が激しいと、人間の身体は調整が追いつかず、変調をきたすらしいのです。

だから元気だって言う、変な人もいますけどね。(誰とは言いませんが・・・)

そんな元気を有効活用して、あさってからの「秋色新鮮リフォーム祭り」を、パワー全開で開催します。

今日は朝一に、私の妹が送ってくれた「東北野菜」が届きました。

白菜に大根、ゴボウにニンジン、それと数種類のキノコ達ナドナド。

豚汁担当の純さんが中身をチェックし、冷蔵庫にしまい込んだり、新聞紙でくるんだり。

この野菜達は、西工務店の協力業者会「栖クラブ」の男達が、ざっくりと作る「特性・東北支援鍋」の具材達なのです。

以前からの豚汁サービスを、3.11の震災以降、東北野菜をメインにすることで命名したもの。

やはり東北は、島根県からはかなり遠い存在なので、どうしても感覚が鈍ってしまう。

それでも、少しでも役に立ちたいと始めたこの企画が、大きなお世話にならないか、少し心配だったが、夫婦そろって喜んでくれたのが、何よりも嬉しかった。

豚汁200杯分の野菜と言っても、たかだか一万円にも満たない金額。

それの何処が「応援鍋」になるのかと言われれば、それまでのこと。

ただ大切にしたいのは、東北を忘れていないし、忘れてはいけないと言う思いなんじゃないだろうか?

それを再確認するための「東北支援鍋」なのだと、自分の中では理解しているつもりでいる。

先日、その野菜のことで電話を入れると「こっちは相変わらずダンプの往来が激しくて、いっつも渋滞しているわ」と嘆いていた。

復興にはほど遠い、片づけの真っ最中が今もまだ続いているという。

そこで、そんな風景を切り取った写真を紹介したいので、少し送ってくれないかと頼んだら、あっさりOKしてくれた。

理由の一つに、地元のゼネコン勤務の旦那が退職し、10月1日より、亘理町役場の職員になるという。

復興のための専門知識を民間から募集したらしく、建築家の彼がその一員に選ばれた。

「3年間の期間限定なので、若い人には任せられない。退職が近い自分たちがやらなければいけないし、復興の力になりたい!」と、話してくれた。

そんな彼が送ってくれた写真が数枚、豚汁サービスの近くに展示される予定です。

おいしい豚汁?食べながら、北の空を眺めたら、ほんの少しでも東北を思い出してくださいネッ!!

そんなこんなで、お待ちしていますので、是非皆さんお出かけ下さいませマセ!

リフォームお役立ち情報は、今回お休みさせて頂きました。

次回はきっと・・・ホントかな~。。。。


事務所の中も臨戦態勢  vol.137

2012年04月11日 | 日記・エッセイ・コラム

昨日になってやっと強風が収まった感じのここ斐川町。

と思いきや、今日は朝から雨。

それにしても一週間くらいは、身体ごと吹き飛ばされそうな風が途切れることなく、吹き続けていましたね。

あともうちょっとで、強風に吹き飛ばされそうなヒゲ専務でしたが、皆さん吹き飛ばされていませんか?

でもでも、強風に耐えしのびやっと開花した桜も、今日の雨で散ってしまいそうで、花の命の短さを感じてしまいますよね。

その短さが潔いと言う方もいらっしゃるようですが、のんびり屋のヒゲ専務としては、長~く一週間くらいは咲いても良いんじゃ・・なんて。

ついでに、3日後に迫った弊社のリフォーム祭りまでは、せめてお花満開であって欲しいなんて勝手なこと思っていますけどね。

さてその「リフォーム祭り」も今回で15回目になるという噂が・・・?

事務所新築オープン時に開催したオープンフェアを皮切りに、年2回開催してきた弊社のお祭り。

準備から当日、そしてその後のフォローで、ほぼ体力を使い果たしてしまいそうなくらい、全速での力走になります。

中途半端なお祭りでは、気分が盛り上がるわけないし、せっかく来て頂くお客様に失礼ですからね。

そして仙台の妹から「東北野菜の発送を手配したので、あさってには届く予定」と、つい先程メールが入りました。

お礼の返信メールにも「本日新聞折り込みにチラシが入り、事務所の中も臨戦態勢に入りました!」と告げました。

あと少し、来場された皆様に喜んでもらえるよう、最善を尽くしますので、是非お出かけ願いたい物ですね。

それでは、当日こちらの会場で皆様にお会いできることを楽しみにしています。

お花見もいいですが、お祭りも良いですよ。

では又っ!!


「たかが写真一枚と思うなかれ!!」  vol.125

2012年01月17日 | 日記・エッセイ・コラム

何だか久しぶりに晴れ間を見たようで、とてもさわやか天気のここ斐川町。

何となく得した気分の今日のヒゲ専務ですが、皆さんの頭上のお空は何色でしたか?

とはいっても、せっかくのこんな日に、午後はパナソニックさんのライティング講習会に参加で、松江市内のリビングプラザに夕方までお世話になっていました。

照明器具のコーディネート方法を教えてもらえると言うことなので、喜び勇んで、弊社コーディネーターの岩田君と出かけてきました。

講師を務められたのは、全国を渡り歩いている方の様で、お話のテンポも良くあっという間の2時間でした。

講習会終了後はせっかくなので、二人でプラザ内部をしらみつぶしに歩き回り、めいっぱいお勉強をしてきたところです。

さすが天下のパナソニックだけ有って、お金のかけ方が半端じゃないと、感心しきり!

それよりも、カラーコーディネートであったり、ショールームの見せ方であったり、それぞれのコーナーの作り方、照明器具と外光のバランス等々、学ぶものはいっぱいありましたよ。

お金掛けなくても、やれる方法はいっぱいあるよね~などと、負け惜しみを言いながら帰ってきたのです。

皆さんのお家のリフォームにも、今日のお勉強を生かしますので、お楽しみに。

さてさて、前回の続き「たかが写真一枚と思うなかれ!!」を、かーるく行ってみましょう。

皆様のお家をリフォームさせて頂き、完成・引き渡しの直前に、記念写真とも言える撮影会をすることがたまにあります。

過去にはプロの方にお願いし、撮影して頂いたことも複数回有るのですが、最近は全て私が撮影しています。

もちろん、専門的な知識が有るはずもなく、カメラも誰もが持っている安価のコンパクトデジカメ君のみ。

でもそれは、経費削減でもなんでもなく、自分自身のお気に入り写真が欲しいと言う、単純な欲求によるもの。

未だ良くわからない、絞りだのISOだの露出だのもほぼ無視して撮影。

ただ、今時便利なのが、液晶画面を見ながら取りまくることが出来る、デジカメの威力。

とりあえずめいっぱい写しておいて、会社に戻りパソコンに取り込み、これぞの一枚を選び出すのです。

だけどなぜか、撮影中も選定中も、浮かぶのはお客様のお顔や、職人達の働く姿。

そして、プランニング中にひらめいたアイデアや、苦しんだ末に決定したデザインなどなど・・・。

光とかアングルとか、緻密な計算の上で撮影された写真は、確かにきれいで美しいかも知れません。

しかし、私にとって写したいのは、完成するまでに費やした汗と時間と苦悩が生み出した、今目の前にある「この形」なのかも知れません。

「仏造って魂入れず」なんて言う言葉があるように、「きれいな写真撮って心入らず」では、誰にも振り向いてもらえないのでしょうからね。

今回は更にレベルアップを目指し、一眼レフ(が、何なのか今だ良くわかって無い・・・汗)カメラに広角レンズ装着で鬼に金棒なのだ!

なぬっ、「猫に小判」だの「豚に真珠」って言ったの誰だ~~

ってことで、では又!!


今年の誓い「其の二」    vol.124

2012年01月11日 | 日記・エッセイ・コラム

夕方から再び冷え込み、いつの間にか外が雪で白くなってしまった、ここ斐川町ですが、皆さんの地域はいかがですか?

やっと残雪も消え、風もなく穏やかな天気だった昨日と打って変わって、今日は朝から強い風が吹き荒れ、身も心も吹き飛ばされそうでしたよ。

そして、なんか冷えてきたな~と思ってはいたのですが、ふと気づけば外は真っ白!

でも、最近の雪は湿っぽくって、すぐに溶けてベトベトになってしまうのです。

どうせ降るなら、さらさらの粉雪が好きなのにな~と、寒さも忘れて思ってしまうヒゲ専務ですが、皆さんどんな雪が好きですか?

さてさて、前回の続きを少し行ってみましょう。

今年は誓いがいっぱいあると書きましたよね。

それでは、今年の誓い「其の二」をお伝えします。

年末に、出雲市内のカメラ屋さんに出向き注文しておいた、カメラのレンズがやっと手に入りました。

カメラは、3年前に亡くなった私の父の形見「CANON・EOS30D」という一眼レフのデジカメ。

少し古い型のようですが、まだまだ十分現役のカメラみたいで、レンズも中古のくせに5万円と高価!

そしてそのレンズとは、、屋内を撮影するのに適した広角レンズなのです。

もちろん賢い読者の皆様は、もうお気づきですよね。

そう、それは弊社で工事をしたお家の、内部完成写真撮影用なのです。

今までは2万円未満の、いわゆるコンパクトデジカメでのみ撮影していました。

幸い?このヒゲ専務の鋭い技術と感性・・・(汗っ)で、安物デジカメの欠点をカバーしてきたのですが、それも限界に。

と言うよりも、もう少しレベルアップしたいと、欲が出始めたと言っても良いかも知れません。

前回も少し触れましたが、前に進めない状態とは、後退していると同じ事かそれ以下。

私達の施工技術やデザイン力が、数年前に比べると確実にアップしてると思えるのに、撮影力だけが留まり続けている現実。

やはりこれは、見逃すわけにはいかないでしょう。

もちろん、専門家に頼むと言った選択肢も有るし、過去にそれも試してみました。

しかし、リフォームをするに至った経過や、思い入れが全く見えない写真を見せられたとき、少なからずショックが有りました。

長くなりそうなので、「たかが写真一枚と思うなかれ!!」

ナンテ言う部分を、次回に書いて見ようと思いますので、お楽しみに。

では又っ!!


「当たり前の日常」   vol.123

2012年01月06日 | 日記・エッセイ・コラム

みな皆様、新年あけましておめでとう御座います。

今年は、元日から昨日までの5日間、ずっと氷雨にたたられ、まるで日本の運勢を表しているかのようでしたね。

そんな寒く冷たい雨の中、三日には地元で一番人気の出雲大社へ、家族で初詣に出かけました。

相変わらず、神頼みに力を入れる根性は、改めないといけないとは思いながらも出かけてしまうヒゲ専務ですが、皆さん、何処で神頼みしましたか?

さてさて昨日は、今日からの本格スタートの準備に出社し、ついでに弊社の季刊誌「住まいるニュース」原稿を少し書きかけていました。

毎年恒例となっている「年頭所感」の原稿が、締め切りギリギリでしか完成できないことも恒例となっていたので、あえてスタートを早めてみたのです。

しかし、書きかけて感じたのが、いつもの新年とは、感覚がちょっと違うと言うこと。

決まって書いていた、ポジティブに・前向きに・前進有るのみ・一歩一歩確実な歩みを・・・・

などの表現に違和感を感じてしまったのです。

もちろん前進せず立ち止まることは、後退するのと同義語だとの思いは決して変わることはないのです。

しかし、それだけで良いのか?そんな思いが頭の隅をよぎり、キーボードを叩く指が止まってしまったのです。

そして、今朝の毎日新聞の記事を読んで、ハッとしてしまいました。

そこに書いてあった「当たり前の日常」との7文字に心が揺れたのです。

昨年は、震災や洪水被害、さらには原発事故の影響で、日常を奪われた人がいかに多かったことか。

当たり前が、当たり前でなくなることの不条理と、普通の暮らしがいかに大切で有るかを思い知らされた一年間。

ガンガン進むことのみが生き残る唯一の手段だと考えていた時には、決して考えてもみなかった思い。

少し、方向転換も必要なのかも知れないと、時間をおいて、もう一度考え直して見たいと思っています。

ってことで、再び原稿提出がギリギリになりそうな予感が・・・

今年はもう少し、こまめにブログアップします。

短編の継続更新を目指します。

新年の誓い「其の一」としておきます。

今年は誓いがいっぱいあります。

小出しに発表します。

お楽しみに・・・今年もよろしくっ!!