皆様明けましておめでとう御座います。
旧年中は多大なるご支援を頂き、ただただ感謝の念に堪えません。
本年も変わらぬご支援を、心よりお願い申し上げます。
一昨年の大災害から明けた昨年は、思いの外動きの鈍い、歯がゆい一年だったように思います。
年末にかけて日本を始め、世界中で政治主体の変動が有りはしましたが、これと言って大きな期待も出来そうもなく、日本の端っこで小さな胸を痛めている所です。
さて昨年を振り返ってみますと、公私ともに新たな集団の中に身を置くこととなり、そこで当然のごとく新たな人との出会いがあり、たくさんの刺激を受け、たくさんの恥も書かせて頂きました。
そしてまた、自ら志願して未知なる領域への、無謀なる挑戦も経験することができました。
残念な結果に終わりましたが、世の中の厳しさを肌で感じることが出来ました。
それ以外にも、最後の一歩が踏み出せず、人知れず悔しい思いをした一年でもありました。
しかし、それらの一つ一つが今年の「闘う」糧となっているのは間違い有りません。
それらを糧に、例年にたがわず、小さな一歩を確実に踏み出すと共に、その一つ一つをより深い足跡として残したいと、そんなことを考えて、今年をリベンジの年としています。
本年の象徴である執念深い蛇達のごとく、ひたすらREVENGEに燃え、地を這い、標的を捕らえ、更には脱皮を繰り返し、成長していく姿勢は、ぬるま湯に浸かりなれた私たちには、いま最も必要な精神なのかも知れません。
ただ、古い殻を脱ぎ捨て、新しい一歩を踏み出そうとすれば、時として膨大なエネルギーと勇気が必要になります。
その為の力をどこで蓄え、不足分をどこで調達をしていくのかが今、問われている様な気がします。
一段目のエンジン燃料が枯渇する前に、次のエンジンに点火をすることでしか推進力を維持、あるいは加速させる方法は、無いのかも知れませんね。
さてさて、今年もまた無謀とも思える、様々なことにチャレンジしようと思っていますので、不可解な海に着水する事が無いよう、皆様には温かく見守って頂きますよう、心からお願いを致しまして、私の年頭のご挨拶とさせて頂きます。
末筆ながら、皆様のご健康とご多幸を、心よりお祈りいたします。
専務取締役 西 研治