この時,多摩川は引き潮だった。そこでテレマン。「水上の音楽」といえばヘンデルだが,あの曲は
とても派手なので,今回のムービーに合うのはテレマンだろう。なお,この曲の著作権フリー音楽は,
「遊びの音楽館」だけだった。
●テレマンは後期バロック音楽を代表するドイツの作曲家で、40歳以降は北ドイツのハンブルクで
活躍した。18世紀前半のヨーロッパにおいては随一と言われる人気と名声を誇り、クラシック音楽
史上もっとも多くの曲を作った作曲家として知られる。自身も オルガン、ハープシコード、リコーダー、
リュートなど多くの楽器を演奏することができ、特にリコーダーについては高い技術を有する名人で
あった。
同時代の作曲家であったゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルとはライプツィヒ大学時代からの友人で、
頻繁に手紙のやり取りをしていたほか、ヨハン・ゼバスティアン・バッハとも親密な交友関係にあり、
バッハの次男カール・フィリップ・エマヌエルの名付け親にもなった。
また、1750年にバッハが死去した時には、バッハの業績を最大限に称える追悼の言葉を送っている 。
(ウィキペディアよりコピー)
管弦楽組曲「ハンブルクの潮の満干(水上の音楽)」(Humburger Ebbe und Flut(Wassermusik)は
ハンブルクの鎮守府(海軍の拠点)記念のために作曲された作品で全曲は次の序曲と9つの楽章から構成
されています。
1. 序曲
2. 眠るティーティス (サラバンド)
3. 目覚めるティーティス (ブレー)
4. 恋に堕ちたネプチューン (ルール)
5. 踊る泉の精霊たち (ガヴォット)
6. 戯れるトリトン (Harlequinade)
7. 吹きすさぶ風 (メヌエット) →今回はこれを選んだ。
8. 快ち良い西風 (メヌエット)
9. 潮の満干 (ジグ)
10. 愉快な舟人たち (カナリ)
編成は、木管と通奏低音と弦五部で、木管は楽章によってオーボエだったり、ピッコロ、リコーダーと変わります。
通奏低音がリアライズされていない楽譜を使ったので、ハープシコードは残念ながら省略しました。
バロック音楽でハープシコードを省くと、音が寂しくなってしまう部分があります。
(遊びの音楽館 http://a-babe.plala.jp/~jun-t/index.html)
今回初登場のノイバラ・オニグルミ・アレチハナガサについては後日。