■フルートの独奏が愛らしい有名なメヌエット
文豪ドーデの戯曲「アルルの女」のために、ビゼーは27曲の劇付随音楽を作曲しました。
その中からビゼー自身が4曲を選んで、演奏会用組曲としたのが第1組曲、ビゼーの死後、
友人のギローがやはり4曲を選んでまとめ上げたのが第2組曲です。
そして「アルルの女」の中でも特に知られる「メヌエット」は、ギローが編んだ第2組曲の中に
含まれています。
ところが実は「メヌエット」は「アルルの女」の音楽ではなく、それ以前にビゼーが書いた歌劇
「美しいパースの娘」に登場する二重唱のアリアからの転用なのです。
それも歌部分ではなく、それをカットしたオーケストラの伴奏部分を用いています。
しかしギローによるこのアイデアが功を奏し、「アルルの女」はビゼーを代表する作品にまで
高め上げられたといえます。(クラシック名曲サウンドライブラリー)
●ビゼーのこの曲は,中学時代の音楽の時間に聞いたのかFM放送で聞いたのか覚えて
いないが,フルートのさわやかさが気に入っている。
●六郷橋を渡り川崎側から多摩川を下って行ける所まで行ってみた。
舗装されているので自転車で走りやすい。川幅が広く,電線もないので気持ちがいい。
今日は満潮に近いらしい。ラジオを聞きながら散歩していたおじいさんが(ぼくもそうだが),
「少ない時は真ん中辺りまで歩いて行ける」と教えてくれた。